健康

2016/01/18

心雑音があるらしいが自覚症状ない…生活習慣で改善可能?

心雑音があるらしいが自覚症状ない…生活習慣で改善可能?

心臓の音には通常の心音の他に心雑音と呼ばれるものがあり、正常な心臓だと聞こえない雑音が混じっているものです。健康診断などで指摘されることもありますが、自覚症状がない場合、病院を受診する必要はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「健康診断の結果、心雑音あり。病院で検査をした方が?」

健康診断で心電図をとったところ、心雑音があるといわれました。過去に心雑音について指摘されたことはないですが、今度は心エコーの検査を受けるつもりです。もし心エコーでよくない結果が出た場合、他に検査方法はあるのでしょうか。今のところ何か自覚症状があるわけではなく検査の必要性も感じられないのですが、生活習慣などで改善できないのでしょうか。 (40代・男性)

心雑音で多いのは心臓の弁の異常

心雑音の原因で多いのは心臓弁膜症だといわれ、これは心臓の中で血液が逆流するのを防ぐための弁の異常で起こります。その他にも心膜と心臓が擦れる雑音などもありますが、これらの検査は心エコーを中心に行われるようです。

心雑音の原因で多いのは、心臓弁膜症です。これは心臓の中の弁がうまく閉じなかったりして、血液が逆流することで雑音を生じます。程度が軽ければ経過観察になりますが、ひどい場合は手術になることもあります。また、心臓を包んでいる心膜と心臓がこすれる雑音もあり、これらの検査は、身体に負担をかけず心臓内の血液の流れを見ることができる心エコーが一般的で、この検査である程度のことがわかります。(医師)
心雑音の原因は、心室を隔てている弁の異常が多いようです。この弁は血液の逆流を防ぐ役割をしていますが、弁の働きが悪くなると血液が逆流して雑音が起こります。また、感染症による心内膜炎や加齢による心臓の消耗、心筋肥大が原因で心臓内の血流が悪くなった場合にも起こります。(看護師)
検査は医師の聴診以外に胸部レントゲン、心電図や心エコー、CT、MRI、血管造影など症状によって異なります。自覚症状がないからと放置すれば重症化する場合もあるため、必ず検査は受けてください。(看護師)

動脈硬化が原因の一部とも

心雑音の原因の一部は、動脈硬化ともいわれています。自覚症状が出てからでは治療の選択肢が限られる場合もありますので、放置せず早めに検査を受けましょう。

心弁膜症の一部は動脈硬化が原因ですが、残念ながら弁膜症を発症してから生活習慣を改善してもそれほど効果はありません。心雑音があるからといって病気が確定したわけではないですが、きちんと検査は受けて放置しないようにしましょう。(医師)
病気の可能性がある人を漏らさず拾い上げることが健康診断の目的ですので、精密検査の結果問題なしということは、よくあります。しかし、異常があり、すでに自覚症状がある場合は治療の選択肢が限られてしまうこともありますので、精密検査をすすめられたら必ず病院を受診しましょう。(医師)
医師から特に指示がなければ普通の生活でよいですが、感染症を起こさないためにうがいや手洗い、マスクを着用するなど風邪予防を心がけましょう。激しい運動は避け、睡眠をとって心臓への負担を軽くしてください。(看護師)

自覚症状がなくても、きちんと病院を受診した方が安心だとアドバイスいただきました。検査は心エコーが中心となり、その結果によっては別の方法で検査が行われるかもしれません。

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