健康

2016/01/17

健康診断で胆嚢ポリープが…陰性だけど病院へ行くべき?

健康診断で胆嚢ポリープが…陰性だけど病院へ行くべき?

普段、自覚症状がなくても身体に異変が起こっていることもあり、それを早期に発見するきっかけになるのが健康診断です。健康診断の結果、すぐに治療の必要はないが経過観察と書かれていた場合、病院を受診する必要はないのでしょうか。

40代男性からの相談:「健診で胆嚢ポリープの経過観察。病院受診の必要はない?」

先日の健康診断で胆嚢ポリープが見つかり、陽性ではなく陰性で経過観察と書かれていました。結果記録には、経過観察の場合も病院に行く方が望ましい旨が書かれており、不安で検査をしたい気持ちはあるのですが、友人からはその程度なら大丈夫だよといわれていて今のところ病院に行く予定はありません。この場合、検査を受けた方がよいのでしょうか。(40代・男性)

胆嚢は癌(がん)になると進行が早い

胆嚢ポリープは、一般的に10mmを超えると癌になりやすいといわれ、また胆嚢は壁が薄いため癌になると進行が早いのが特徴です。胆嚢ポリープは自覚症状がなく、気づかないうちに大きくなっていることもあるため、定期的に検査を受けることが望ましいでしょう。

胆嚢ポリープは小さいものだと経過観察になりますが、10mmを超えるものはガン化しやすいですし、大きくなったり増えるようでしたら手術で取り除かなければなりません。ほとんど自覚症状がなく、症状が現れたときにはすでに癌になっている場合もあります。せっかく早い段階で見つかったのですから、病院で詳しい検査を受けた方がよいでしょう。(看護師)
胆嚢ポリープは自覚症状がなく、検診でよく見つかります。基本的に小さなものは経過観察で、1年ごとに検診などでみてもらえるのでしたら病院の受診は必要ありません。しかし中には徐々に大きくなるポリープもあり、大きさが10mmを超えると数%の確率で癌が発生するために手術をすすめられます。(医師)
胆嚢は、胃などのように検査で細胞の一部を採取して悪性かどうか調べることはできませんので、疑わしいものは治療もかねて手術で取ってしまうことになります。胆嚢は壁が薄く癌になると進行が早いため、自覚症状がなくても、提示された間隔で検査を受けましょう。(医師)

健康診断の目的は病気の早期発見!

健康診断の目的は病気の早期発見ですが、やはりきちんと病院を受診しないと詳しい診断はできません。せっかく早い段階でポリープが見つかったのですから、不安であれば一度、病院を受診してみるとよいでしょう。

健康診断は、疾患を早期に発見するために行います。経過観察といっても自己判断はよくないですし、健康診断では詳しい状況が判断できません。また、胆石がある方はポリープもできやすいので、胆石の検査も合わせ一度、病院を受診した方がよいでしょう。日常生活では、肥満にならないために適度な運動をするとよいのですが、胆石がある場合は運動によって石が動くことで、激痛が起こる場合があります。(看護師)
検診結果でポリープの大きさの記載がなければ、一度、病院で検査して大きさを教えてもらい、次にいつ頃に検査を受ければよいのか、それは検診でもよいのかも聞いておくと安心です。(医師)

健康診断で経過観察となっていても、病院に行く方が望ましい旨が記載されているようですし、不安を取り除くためにも一度、病院を受診するとよいかもしれません。胆嚢ポリープの大きさや数の確認のため、定期的に検査を受けるようにしましょう。

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