メンタル

2016/01/14

自分にも発達障害に当てはまる特徴が…健常者との境界は?

自分にも発達障害に当てはまる特徴が…健常者との境界は?

アスペルガー症候群などの発達障害を持つ人は、一般社会に馴染んでいるように見えても何か違和感を持つこともあるようです。一見すると健常者との見分けがつかないのですが、アスペルガーの特徴とはどのようなものなのでしょうか。

30代男性からの相談:「健常者と発達障害者、見極めが難しいが違いは?」

アスペルガーや発達障害の特徴は、健常者にも当てはまることが多いと思います。たとえばアスペルガーはこだわりが強く、変化を非常に嫌うという特徴がありますが、それは私もそうです。保守派という言葉があるように、人間は基本的に変化を嫌うものだと思うし、色々なものにこだわりを持つ人は大勢います。その人たちとアスペルガーや発達障害との具体的な差は、どこにあるのでしょうか。(30代・男性)

アスペルガー症候群の特徴とは

たしかにアスペルガー症候群などは知能に遅れがないため、一見、健常者と何ら変わりなく見られがちです。しかし、やはり人付き合いをするうえで、ちょっと何かが違うと感じることがあるようです。

アスペルガーの特徴として、コミュニケーションがとれない、アイコンタクトがとれない、興味のあるものには異常にこだわり日常生活に支障が出る、相手の立場になって考えることができないなどがあり、興味のあるものに対し異様な才能を発揮する場合もあります。(看護師)
一言で違いを表現するのは困難ですが、アスペルガーの場合「社会性・言語コミュニケーション・想像力」に障害が出るようです。たとえばお世辞や嫌味がわからない、比喩的な表現ができないなどのため、人付き合いがうまくいかないのが最大の問題です。こだわりについても、そのために他人に迷惑をかけることはまったく気にせず、逆に自分のペースを乱されるとキレてしまったります。(医師)

日常生活に支障が出ているかどうか

こだわりが強い人は普通にいますし、発達障害であるかの判断は、場合によっては専門家でも難しいことがあります。ただ強すぎるこだわりや行動のせいで、人付き合いに度々問題が起こるようでしたら、発達障害を疑って病院を受診した方がよいようです。

発達障害の症状は健常者にも当てはまる部分があり、アスペルガーの場合は明らかな知能低下がみられないため、ちょっと変わった人、空気が読めない人、性格の問題として片づけられる場合があります。(看護師)
たしかに誰にでもこだわりはあるため、健常者との境界線の判断が難しいですが、区別するとしたら日常生活や人間関係に問題が生じているか、いないかでしょう。専門家でも判断が難しく、発達障害の可能性があるとか、傾向があるというように診断する場合もあります。いずれにしても、気になるようでしたら専門医の診断を受けた方がよいでしょう。(看護師)
アスペルガーを含む発達障害と正常の境界線は明確ではなく、いったん問題なしと診断されても、後に発達障害と診断されることもあります。精神科での診断は様々な要素も加味して判断されるため、人付き合いや社会性に問題が出ていれば、一度、精神科で診断を受けてはいかがでしょうか。(医師)

健常者と変わりなく見えても、コミュニケーションが取りづらいなど人付き合いをしていくうえでわかることもあるようです。特に生活に支障がなければよいですが、自分の強いこだわりで周りが見えなくなるなどの場合は、発達障害の疑いがあるかもしれません。

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