健康

2016/01/12

40代だが、物忘れが増えたのは認知症の始まりか?

40代だが、物忘れが増えたのは認知症の始まりか?

以前は、認知症といえば高齢者の病というイメージでしたが、最近では若い世代の認知症も増えています。人の名前や昨日のことが思い出せないという場合、認知症の疑いがあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「まさか認知症?人の名前や昨日の出来事が思い出せない」

認知症は高齢者に多いのが一般的ですが、最近は若年層の認知症も増えており、私も今年で40歳になりましたが物忘れが多くなった気がします。昨日したことも今日になると覚えていなかったり、人の名前を覚えるのが遅くなった気もします。1回名前を聞いたのに忘れてしまい、相手に不快感を与えてしまったこともありました。40歳でも認知症になる可能性はあるため、今のうちから対処法を知りたいです。 (40代・男性)

思い出す訓練や簡単な計算で脳トレ

誰でも加齢により物忘れが増えてきますが、記憶力の低下を防ぐためには脳トレなどが有効なようです。できるだけ思い出す努力をし、人の名前などはメモしておいて繰り返し確認するようにしましょう。

人間の記憶力は20歳頃がピークですので、40代になり以前より記憶力が低下したと感じるのは普通のことで、相談者様の場合も通常の加齢による物忘れの範囲内だと思われます。(医師)
簡単な計算や暗算をする、今日や昨日の出来事を話す、昔の出来事を思い出すなど脳の訓練を行い、好きな音楽を聞いたり色々な人と触れ合い脳を活性化させるとよいです。(看護師)
記憶力の低下を防ぐには、いわゆる脳トレで脳の記憶を鍛えるとよいです。忘れてしまっていても、頑張って思い出すようにすれば思い出せるようになってきます。また、仕事の内容や人間関係でどうしても忘れてはいけないことは、手帳にメモをするなどの対処をとるとよいでしょう。(医師)
できるだけ規則的な生活で、適度な運動を心がけてください。人の名前や約束など、忘れてはいけないことはメモして繰り返し確認するようにし、その際その人の特徴や、約束の詳しい内容も書きとめておくと思い出しやすいでしょう。(看護師)

認知症の場合、早めの治療がベスト

認知症の完全な治療法はないですが、初期段階なら薬物療法で病気の進行を遅らせることは可能なようです。自分で変だと感じたり周囲から指摘されたら、早めに病院を受診するとよいでしょう。

認知症の場合、残念ながら現代の医学では治療法はないですが、適切なケアや薬物療法により進行を遅らせることはできます。単なる物忘れで済ませられる範囲ならよいですが、認知症の場合は症状が進行していくため、自分でもおかしいと思うようでしたら早めに病院を受診してください。(看護師)
残念ながら、認知症の原因となるアルツハイマーや脳卒中は完全な予防が困難ですが、生活習慣病があれば改善しておきましょう。また認知症の初期であれば薬物療法で進行を遅らせることも可能です。自己判断だけでなく、周りから認知症の可能性を指摘されたり病院への受診をすすめられたら、治療のタイミングを逃さないために早めに病院を受診しましょう。(医師)

40代だと、物忘れが増えても不思議ではないようです。脳の活性化のため日頃から脳トレを行い、忘れたこともできるだけ思い出す練習をしてください。若年性の認知症も増えているため、何か変だと感じたり周囲の指摘があれば、早めに病院を受診しましょう。

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