体臭

2014/09/30

大量の汗とニオイ・・・根本的な解決方法は?

大量の汗とニオイ・・・根本的な解決方法は?

汗とニオイ。どちらも自分の意思では抑制することができず、周りから白い目で見られているのではないかと気になってしまうものです。最近では、様々な制汗剤や消臭剤といったデオドラント商品が販売されていますが、いずれも一時的な効果の対症療法であって、根本的な解決には至らないようです。今回は、大量の汗とニオイにお悩みの男性からのご相談です。

30代男性からのご相談:「大量の汗とニオイが気になります。何か根本的な解決方法は?」

汗っかきでニオイが気になり、消臭剤などで対策を行なっています。しかし、完全には抑えられず、根本的な解決方法を模索しています。

30代独身ですが、汗っかきなこととそのニオイについて悩んでいます。夏場などは特に運動をしているわけでもないのに発汗量はかなりのものになります。その汗が蒸発して、訪れた人にも部屋のニオイがキツイのではないかと気が気でない状態です。汗の量は簡単には抑えられないとしても、せめてニオイだけでも何とかならないものかと思っています。市販の消臭剤などを使っても少し残るくらいなので、根本的に解決したいと思っています。

汗自体にニオイはない。寝具やソファといった布製品のケアも忘れずに。

身体から出る汗自体にニオイはありませんが、出た汗を放置することで菌が繁殖しニオイを発します。汗を吸収した枕やシーツなどの布製品も、放置するとニオイを発しますので、日頃のお手入れが大切です。

汗はほぼ水分ですので基本的にはニオイませんが、水分の他にミネラルも含んでいまます。このミネラルは、排出されてもまた体内に再吸収されるようになっていますが、汗の中のミネラル量が多いと再吸収しきれず皮膚に残ります。そうなると、皮膚が酸性からアルカリ性に傾いて菌が繁殖し、これがニオイの原因となります。(看護師)
汗にはニオイはありませんので、蒸発したニオイというよりも、汗のついたソファーや寝具のニオイを取るのはいかがでしょうか。毎日使う枕やシーツ、ソファーに汗が染み込み、毎日使っているとニオイが残るものです。その上、湿った寝具は菌が繁殖しニオイも強くなります。ですので、こまめに寝具を洗い、お布団を干すことをお勧めします。干せない日はシーツをはがして除菌スプレーをしてから外出するなど、布団やソファーのケアも大切です。また、来客がある日は換気扇を回したまま外出するなど、換気の工夫も必要です。(看護師)
カーテンや下駄箱などのニオイにも注意です。布製品はニオイを吸収しますので、カーテンやクッションにも除菌スプレーをし、風にあたらせると良いと思います。(看護師)

食生活の改善や生活習慣を見直して、汗の質を変えましょう。

魚や野菜中心の食生活を心がけ、適度な運動や半身浴などでの発汗を促すことで、ニオイの出づらい良い汗に変えることができるようです。

普段の食生活が油分の多いものであったり、肉中心の欧米食に偏っていると、ニオイを放つ汗をかきやすくなります。また、運動不足も体内に老廃物が溜まり、汗となって出てきやすい傾向があります。お魚やお野菜中心の食事や、湯船での半身浴などに取り組んでみてはいかがでしょうか。(看護師)
汗をそのまま放置しているとニオイの原因になりますので、可能であれば着替えを持っていると安心かもしれません。脱ぎ終わった服は、カバンなどにニオイがつかないようナイロンの袋やチャック付のビニール袋に入れると良いと思います。その他、寝ている間にも汗や皮脂はでますので、朝軽くシャワーを浴びるのも効果的です。根本的に、ということでしたら是非、生活習慣の見直しをお勧めします。(看護師)
体臭にお悩みでしたら、食生活の改善、運動や入浴による発汗、飲酒や喫煙などの見直しも必要です。糖分の多い炭酸飲料などは控えると良いですよ。(看護師)

ニオイの原因は、汗をかいた身体だけでなく、汗を吸収したまま放置されている寝具やソファ、クッションといった身の周りの物も原因になるようです。日頃からまめにお手入れすると良いでしょう。ただし、根本的な解決を目指すのであれば、食生活の改善と、生活習慣を見直すことが、重要です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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