メンタル

2016/01/08

日中に強い睡魔に襲われる時期がある…睡眠障害の一種か?

日中に強い睡魔に襲われる時期がある…睡眠障害の一種か?

睡眠不足でもないのに、日中どうしようもなく強い眠気に襲われる時期があるという男性。毎年、周期的に起こるこのような症状は睡眠障害なのでしょうか。

40代男性からの相談:「年に数回は日中に強い睡魔に襲われる」

睡眠時間が短かったときや、ストレスで夜中に何度も起きてしまった翌日に、日中睡魔に襲われることは普通だと思います。しかしそのような状況でもなく、いびきがひどいということもいわれないのですが、年に何回か強い睡魔に襲われる時期が必ずあるのです。季節の変わり目なども関係なく、睡眠不足のときとも異なり、1日中眠気があり仮眠してもすぐに眠気が現れます。そしてこれが1週間から2週間続き、一度、日中の眠気がない日があるとその後は症状がまったくなくなります。これが毎年起こるため、睡眠障害の一種なのか不安なのですが、このようになる人は多いものなのでしょうか。(40代・男性)

睡眠時無呼吸症候群、うつ、ナルコレプシー

昼間眠くなる病気としては、睡眠時無呼吸症候群、うつ、ナルコレプシーが考えられるようです。症状に心当たりがあるようでしたら検査も視野に入れるとよいでしょう。

昼間激しい睡魔に襲われる、睡眠時無呼吸症候群という疾患があります。いびきをかいていなくても、眠りが浅い、よく寝返りをうつ、睡眠中に呼吸が止まっている、昼間の症状としては、突然睡魔に襲われる、頭重感があり仕事に集中できないなどがあります。これ以外に、うつの場合もありますし、ナルコレプシーというホルモンバランスによって睡眠障害が起こるものもあります。(看護師)
ナルコレプシーは、仮眠から覚めてもすぐに眠気が起こります。しかし、居眠りしても1時間を超えることはなく、中途覚醒しやすいのも特徴です。体調に心当たりがありましたら一度、検査した方がよいでしょう。(看護師)
睡眠発作と呼ばれるナルコレプシーという病気は脳を覚醒させるオレキシンが少なくなると考えられていますが、その原因ははっきりしていません。日本人に多い病気といわれていますが、あまり認知はされていない病気です。日中に自分ではどうすることもできない眠気が来たり、大きな感情、たとえば大笑いした後や驚いたときに全身の力が抜けることもあります。また、縛りや眠りにつくときに悪夢を見やすいといった特徴があります。(医師)

検査は計測器械をつけて眠るだけ

睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーの検査は、計測器械をつけて眠るだけだということです。それぞれの原因によって耳鼻科、内科、精神科などが担当します。

睡眠時無呼吸の検査は耳鼻科や内科で睡眠時に計測器械をつけて眠るだけです。この検査でナルコレプシーの診断もつけることができますが、はっきりしない場合は、睡眠潜時反復検査と呼ばれる検査を行います。いずれも精密検査は入院して病院で眠り、器械で計測します。睡眠時無呼吸の可能性が高い場合は入院設備を持った耳鼻科、ナルコレプシーの可能性が高い場合は睡眠障害を扱っている精神科が担当していることが多いです。(医師)

年に数回、日中に強い睡魔に襲われる時期がある場合、睡眠時無呼吸症候群、うつ、ナルコレプシーなどの原因が考えられます。計測器械をつけて眠るだけで検査できますので、この機会にきちんと検査してみるとよいかもしれません。

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