健康

2015/12/31

耳が詰まって聞こえづらい…原因は?病院に行くべき?

耳が詰まって聞こえづらい…原因は?病院に行くべき?

普段あまり意識することはないものの、耳が聞こえにくくなると、とたんに不自由に感じてしまうものです。今回は20代の男性からの相談です。耳が詰まったような感覚が続き、音が聞こえにくくて困っているといいます。いったい何が原因なのでしょうか。

20代男性からの相談:「耳の中の詰まった感じで聞こえにくい」

最近、耳の中が詰まっている気がします。普段なら、耳かきで綺麗にするとすっきりと通った感じがするのですが、最近は耳かきしてもすっきりせず、水が耳の中に入ったときのように、耳の中が詰まったような感覚のままです。そのせいか最近、まわりの音が聞こえづらくて困っています。これまでこんなことはなかったので、どうしたらよいかわかりません。一度、診察を受けた方がよいのでしょうか。(20代・男性)

原因は様々。耳抜きで治らなければ病気の可能性も

考えられる原因はいろいろあるようです。耳抜きをしてみて、改善されないようであれば、病気の可能性もあるとの意見が専門家から寄せられました。

飛行機に乗ったときに、気圧の変化で耳が詰まりますが、その場合、あくびをしたり唾や水を飲み込んだり、鼻をつまんで口を閉じて鼻から空気を吐き出そうとする耳抜きで改善されます。それと同じように、耳抜きをしてみてください。(看護師)
耳抜きでも改善されない場合は、風邪などの感染症で、中耳炎を起こしている場合もあります。感染症でもない場合は、耳管開放症や逆の耳管狭窄症を疑います。これらは、急激な体重減少、ホルモンバランス、血行不良などが原因です。(看護師)
耳の掃除とはいっても、掃除できる範囲とは限られたごく一部のみです。耳が詰まった感じがするということですが、それは自分では対処できないような部位に異常があるのかもしれません。今以上に耳の掃除を執拗にしないことも重要でしょう。あまり神経質になりすぎて耳の掃除をしていると耳の中に傷を作って余計な炎症などを起こす可能性もあります。(看護師)

突発性難聴の可能性も。改善しなければ10日以内に受診を

突発性難聴の可能性もありますが、その場合、10日過ぎると治りにくくなります。改善しないようでしたら、できるだけ早めに耳鼻科を受診しましょう。

はっきりした原因は解明されていませんが、ストレスによる突発性難聴もあります。突発性難聴の場合、発症してから10日以上経過すると難治性になります。早めに病院で検査を受けてください。(看護師)
基本的には人間には自然治癒力というものがありますので、しばらくそのままで様子を見てもよいと思います。ただし、耳が詰まったような感じのままでは、日常生活や仕事に支障をきたすということもあるかもしれません。あまり長い期間改善がなくて気になるようでしたら、耳鼻科を受診して、異常が何なのかをはっきりさせると安心できるでしょう。(看護師)

耳の詰まった感覚には、様々な原因が考えられるようです。耳抜きで改善しない場合、病気の可能性があります。突発性難聴だと10日を過ぎると治りにくくなるため、しばらく様子を見て、改善が見られないようでしたら、早めに受診するのがよさそうです。

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