健康

2015/12/30

歯の面積が広くなった? 生活を見直して歯茎トラブル改善

歯の面積が広くなった? 生活を見直して歯茎トラブル改善

歯のトラブルは虫歯だけとは限りません。歯周病は歯肉炎などの歯ぐきトラブルも潜んでいます。今回は歯茎に悩む20代の男性からの相談です。歯茎が下がり、歯が見えるようになってきたという相談者に、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

20代男性からの相談:「歯茎が下がり、歯が見えるようになった」

虫歯になったことはほとんどないのですが、歯茎が薄くなっていると感じています。歯の面積が増え、下の歯の歯茎は下がり、上の歯の歯茎は上がってきています。歯磨きは朝だけで、タバコは1日10本ほど吸います。食生活は、野菜はほとんど食べずコンビニ弁当と外食がほとんどで、だいぶん偏っていると思います。歯磨きは歯茎を意識して優しく磨くようにしていますが、改善する方法はあるでしょうか。(20代・男性)

1人暮らしをしている社会人の方なら同じような生活をしている人も多いのではないでしょうか? 仕事が忙しいとストレスでタバコの量も増え、時間に追われて自炊の時間も歯を磨く時間も惜しくなってしまいます。相談者さんは過去に虫歯になったこともほとんどないようですが、何か歯ぐきの病気なのでしょうか? 歯科衛生士の方に聞いてみましょう。

歯周病の可能性あり。早めに歯科を受診して検査と治療を

歯茎に腫れなどの症状があれば、歯周病の可能性があるようです。できるだけ早めに歯科を受診して検査と治療をするのがよいとの意見が寄せられました。

歯ぐきが下がり、歯が長く見えるということですね。歯ぐきの腫れや赤み、歯みがき時の出血、口臭など、歯周病の症状はありませんか。歯周病に罹患している可能性が高いと思われます。一番よいのは、歯科医院を受診して、検査と治療、そして歯磨きや生活の指導を受けることです。(歯科衛生士)
歯ぐきが下がっているということは、歯を支える歯槽骨が溶けて失われているためです。最後には虫歯でもないきれいな歯がぐらぐらして抜け落ちてしまいます。食い止めるのは早ければ早いほどよいです。まだ20代で若いので治療の効果も出やすいでしょう。(歯科衛生士)

禁煙し、丁寧な歯磨きを心がけて。食生活の見直しも

タバコは歯周病を悪化させる原因となります。本数を減らすか、できれば禁煙するようにしましょう。偏った食生活を見直すことも効果があります。

歯磨きは朝だけということですが、丁寧にできていますか。1日1回でもかまいませんが、徹底的に磨けていることが条件です。(歯科衛生士)
タバコや栄養の偏りは、歯周病を悪化させる大きな要因の一つです。減煙・禁煙、そしてタンパク質やビタミンB、C、Dの摂取に心がけてください。(歯科衛生士)

歯茎が下がり、腫れているようであれば、歯周病の可能性があります。放っておくと健康な歯まで抜け落ちてしまう可能性もありますから、できるだけ早めに歯科で検査をし、治療を始めましょう。タバコや偏った食事は歯周病を悪化させます。禁煙を心がけ、食生活を見直しましょう。

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