メンタル

2015/12/30

人間不信に自殺願望…この苦しみからどうすれば解放される?

人間不信に自殺願望…この苦しみからどうすれば解放される?

子ども時代の経験は、思った以上に大きな影響をもたらすことがあります。今回の相談者もそんな一人。小学校の先生の一言から人間不信になり、死にたいという思いにさいなまれている男性に、専門家からはどんな回答が寄せられたでしょうか。

30代男性からの相談:「人間不信と自殺願望について」

人間不信に悩んでいます。小学校の担任の一言から大人と話すのが嫌になり、今でも目上の人が苦手です。学校に行かない日も多く、成人してからは職場では何とかやっているものの時々、我慢できずに家で皿を割ることもあります。最近、すべての原因は母親だったのでは?と思うようになりました。手首を切ることはないものの、死にたい思いが強いです。どうすれば解放されるでしょうか。(30代・男性)

頑張っている自分を誇りに思って。苦手な相手とは距離を置くことも

つらい思いに耐え、頑張っている自分を褒めてあげましょう。

つらい思いで過ごしてきた自分を褒めてあげてください。こんなに頑張ってきた自分を誇りに思ってください。あなたがすることはそれだけでよいと思いますし、あなたはそれに値します。(医師)
もしお母さんに言葉の虐待や暴力があり、それが原因で目上の人が苦手なら、お母さんと距離を置いた方がよいです。同居の場合はなるべく関わらないようにし、何をいわれても左右されないでください。会社でも苦手な相手とは適度な距離を保ちましょう。(看護師)
お母さんが原因でも、お母さんがつらい思いをして産んだことや、自分が選ばれて産まれてきた人間であることを誇りに思ってください。人より劣る部分やダメな部分はあって当たり前で、頑張っている自分を褒めてください。(看護師)

未来は変えられる。経験者だからこそできることも

あなたの代わりはいません。言葉の威力を体験した人だからこそできることがあります。

自分を責めず、悪い部分も含めて、自分を好きになりましょう。あなたの代わりは誰もできません。皿を割りたくなったら、運動や好きな趣味で気分を落ち着けましょう。(看護師)
人間はいつか必ず死にます。それまでは自分の好きな事をしたり、目標にチャレンジしたり、自分なりに人生を楽しんでよいのではないでしょうか。(看護師)
子どもにとって先生や親の存在は絶対的なもので、その人たちのいうことは正しく、いうことを聞かなければいけないと思うものです。しかし成人すれば、先生であれ親であれ、すべて正しいわけではなく、世の中は矛盾や建前だらけだとわかるはずです。(医師)
昔の先生の言葉が引っかかっているなら、そのときの先生の立場になって考えてみてください。先生にはそういわざるを得ない状況があったかもしれません。それが無理なら、先生は間違っていた、と切り捨ててしまいましょう。残念ながら過去は変えられませんが、未来は変えられます。間違っていた言葉は忘れてしまいましょう。(医師)
あなたは「言葉の強い力が人を傷つける」ことを体験しています。同時に言葉は人を救ったり、勇気づけることもあります。言葉の力を体験したあなただからこそ、周りの人にプラスになる言葉を伝えられるのではないでしょうか。(医師)

つらい経験と戦い、耐えている自分を誇りに思いましょう。経験した者だからこそできることがあります。過去を切り捨て、未来を変えていきましょう。

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