健康

2016/01/03

服薬しているが改善がない突発性難聴…人間関係に問題?

服薬しているが改善がない突発性難聴…人間関係に問題?

病気がいつまでも治らないと、治療に不審感を抱いてしまうこともあります。今回の相談者は40代の男性です。突発性難聴に悩まされている相談者ですが、薬を飲んでもセカンドオピニオンを受けても一向に改善せず、医師にも治療しようという意欲を感じないといいます。相談者の不審感を払拭できる答えはあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「突発性難聴の治療について」

突発性難聴になり、耳鼻科で点滴や内服薬の治療を受けたものの、聴力は回復せず、耳鳴りが続いています。セカンドオピニオンを受けたり、脳神経科でMRIを撮ったりしましたが、現在は薬を飲み続ける毎日です。薬で何かが変わるわけでもなく、耳鼻科の医師にも真剣に治療しようという意欲が感じられません。治療法も確定していない病気なのは理解していますが、真剣に研究している医師はいないのでしょうか。(40代・男性)

私の周りにも突発性難聴を患た知人がいていろいろと話しを伺いましたが、毎日の服薬が本当に大変だということを言っていました。相談者さんもきっと大変な思いをしながら薬を服用されているのだと思いますが、そんなときにかかりつけのお医者さんとの信頼関係が形成されていないのは、相談者さんが不安になる気持ちも当然のことだと思います。治癒する確信がないのが現状と言われる突発性難聴ですが、何かできることはないのでしょうか? そしてお医者さんとの付き合い方でできることはあるのでしょうか? 専門の方にお話しを聞いてみましょう。

有効な治療法がないのが現状。薬で症状が安定しているのかも

突発性難聴は原因不明のため、国に難病指定されている病気です。有効な治療法もわからないのが現状ですが、薬を服用しているから症状が安定している可能性もある、との声もありました。

突発性難聴は、メカニズムもはっきりと解明されておらず、国も難病に指定する疾患の一つです。治療を受けた患者さんの中には、症状が改善したという人もいるようです。しかし、その患者さんに施した治療の何が最も功を奏したかということもわからないのが現状です。(看護師)
突発性難聴は、原因不明で突然、難聴が起こる疾患です。ウイルス感染や、内耳血管障害、ストレスにもよるといわれていますが、原因がわからないため、最も有効な治療法がないのが現状です。(看護師)
薬を飲んでも症状が改善されないのでしょうか。薬を1日くらい飲み忘れても、すぐに悪化するわけではありませんし、薬を飲んでいるから症状が落ち着いているのではないでしょうか。(看護師)
早期の治療が大切で、発症してから10日以上が経過すると、難治性になります。ステロイドなどの薬物療法が主で、治癒すると再発しにくいといわれます。症状が出て、治療を受けるまでに時間が経っていなかったでしょうか。難治性になった場合は、定期的に受診して、服用を続けなければなりません。(看護師)

治療に不審感あれば医師に相談を。安心して受診できる選択を

治療に不審感があると、それだけでストレスです。担当医に相談してみて、場合によっては別の病院を選ぶのも一つの手です。

治療に関して不審感があるのでしたら、医師に相談してください。突発性難聴の研究をしている医師はわかりませんが、耳鼻科の医師でしたら熟知しているはずです。不安でしたら、大学病院など大きな病院を受診してください。(看護師)
治療に積極的でない医師の対応に不満を持たれてしまうのは、我々医療者としましても心が痛いです。現在は患者さん側が病院を選べる時代です。病院の実力というものも、メディアでは評価されるため、もし今現在、通院されている病院に不満があるようでしたら、別の病院を受診して、信頼できる医師を探し、治療を受けるにあたってもストレスを抱えないようにしてはいかがでしょうか。(看護師)

突発性難聴は原因不明のため、治療法もわからないのが現状です。治療に不審感があるようでしたら、医師に相談してみましょう。

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