健康

2016/01/04

明るいところを見ると黒い点や線が見える…治療できる?

明るいところを見ると黒い点や線が見える…治療できる?

現代人の悩みで、最近ますます増えている印象の、目の疲れ。元々視力が悪いという相談者の男性は、目の中に黒い点や線が見えることがあり、その点や線がグルグルと移動することもあるといいます。この症状にどう対処すればよいのか、また治療法はあるのでしょうか。

30代男性からの相談 :「白い壁などを見ると黒い点や線が気になるが、治せるか?」

若い頃から目が悪く、中学のときはメガネを、高校からはコンタクトを使用しています。普段はまったく気になりませんが、白い壁や明るいところなどに目をやると黒い点や線が見えます。目を左右に動かすとその黒い点や線も同じように追いかけてきてグルグルと目の中を移動しているような感じがします。治療はできるのでしょうか。これ以上広がらないようにしたいのですが、日頃の生活で気をつけることはありますか。(30代・男性)

飛蚊症または網膜に傷がある疑い

症状からは目の疲れで機能低下しているときに起こる飛蚊症や、網膜が傷ついている可能性が予想されます。

目が疲れているときにも、一時的にそのような症状があります。これを生理的飛蚊症といいます。最近はパソコンや携帯電話の使い過ぎで眼精疲労が増えていますし、紫外線の刺激でも起こります。(看護師)
症状からは飛蚊症というものが考えられます。目の調節機能が低下していることが原因で起こるといわれています。(看護師)
後部硝子体剥離や網膜裂孔など、目の硝子体や網膜に傷がある場合があります。後部硝子体剥離は、近視の女性で50歳以上に多いといわれていましたが、最近は生活環境の変化から、若い人にも発症しているようです。後部硝子体剥離が起こる際に網膜裂孔も起こすことがあり、重症化すると失明に至る場合もあります。目を休めることで改善されれば様子見でもよいですが、一度、眼科で検査を受けた方がよいでしょう。(看護師)

日常生活で気をつけたいこと

紫外線や長時間のパソコン作業などを避けてできるだけ目を休ませるようにし、食生活も見直しましょう。それでも改善されない場合は、医師に相談するのがよいでしょう。

 
なるべく目を疲れさせないよう、パソコンや携帯の長時間の使用は避けてください。時々目を閉じたり、温かいタオルを目にあてて、目の周りの血行をよくしてください。日差しが強いときは、サングラスで目を保護してください。(看護師)
本来ですと私たちの身体はちょっとした不具合でも調節することができるのですが、紫外線の影響だったり、テレビやスマホ、パソコンを長時間使用することで調節機能が低下するためのようです。症状でお困りでしたら、まずはそれらの使用を控えてみてはいかがでしょう。(看護師)
食生活を気にしてみてください。偏った食事は不規則な食習慣ですと飛蚊症が出現するようなので著明に効果がすぐに現れるわけではないかもしれませんが、野菜や果物を日頃から摂取するようにしてみてください。あまり気になるようでしたら、眼科を受診して医師の診察を受けてください。(看護師)

目をできるだけ保護して休ませるようにし、食生活を見直すことなどで改善されればよいですが、疾患のある場合も考えて眼科の受診を検討するのも一案かもしれません。

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