歳とると皆、膝が痛むもの?痛みをやわらげるコツとは

  • 作成日:2015.12.29
  • 更新日:2015.12.24
健康

歳とともに膝が痛むようになった、という人は少なくありません。若いときにスポーツで鍛えていた人も運動をする機会が減ると、やはり痛みに悩まされます。なぜ膝は痛むのでしょうか。専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「年齢とともに膝の不調が気になる」

若い頃はダンスなどの激しい運動をしていましたが、最近はあまりしなくなり、筋肉が落ちたせいか、膝が痛みます。階段を上がるときや、あぐらをかいたときなど特に痛みます。歳を取ると皆、膝が痛むのでしょうか。骨がすり減ったり、関節の潤滑油が少なくなるせいでしょうか。ダンスや運動を再開すれば改善しますか。食事や睡眠、ストレスなども要因なら解決法を教えてください。痛みで歩けなくなるのでは?と心配です。(40代・男性)

原因は様々。姿勢やストレスから起こることも

加齢とともに膝の軟骨がすり減って膝の痛みの原因となります。姿勢が原因で膝に負担がかかったり、ストレスなど心因性の問題から起こることもあるようです。

姿勢によって膝に負担がかかり、痛みが起こる場合があります。立つときは片方に重圧がかからないよう、肩幅くらいに足を開いて、両方の足に均等に重圧がかかるようにしましょう。(看護師)
クッション性のある、自分の足に合った履きやすい靴を選んでください。下半身を鍛えることで膝の痛み予防になりますが、痛みを我慢して運動するのは逆効果です。30分ほどのウォーキングや、ストレッチなどから始めるようにしてください。(看護師)
骨や筋肉の障害がなく、心因的に膝の痛みが起こる場合は、ストレスも原因の一つといわれます。睡眠をしっかりとって、疲れを残さないようにしてください。(看護師)

スポーツが一因となることも。再開には注意が必要

骨の間でクッションの役目を果たしている軟骨が、すり減ることでも痛みは起きますが、これにはスポーツ経験が関係していることもあります。スポーツを再開する場合は注意が必要です。

スポーツをすると、膝を支える筋肉が発達しますが、激しい運動で筋肉を酷使すると、筋肉が慢性的に疲労したり、重圧がかかることで、骨の間にあるクッションの役割を果たす軟骨や半月板が損傷し、慢性的な膝の痛みが生じる場合があります。また、加齢により、半月板や軟骨がすり減って痛みが生じることもあります。(看護師)
膝関節は加齢だけでも軟骨がすり減り、変形性膝関節症になることがあります。すべての人がなるわけではありませんが、ダンスや膝に負担がかかる運動をしていたことも一因です。太ももなどの筋肉が落ちると、さらに膝に負担がかかりやすくなります。(医師)
膝がすり減った状態でダンスや運動を行うと逆効果になる可能性もあります。まずは整形外科を受診して今の膝の状態を診てもらってください。検査したうえで許可が出れば、運動して筋肉を鍛えることは改善につながるかもしれません。(医師)
変形がひどい場合や炎症がある場合は、まず湿布や飲み薬で落ち着かせ、サポーターなどでひざの負担を取り除くこともあります。症状が進行すると手術になることもあり得ます。まずは病院で診断を受けましょう。(医師)

膝の痛みには様々な原因があるようですね。スポーツ経験が一因となっていることもあります。スポーツを再開する前に病院を受診するのがよさそうです。

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