健康

2015/12/27

起床時の腰の痛みがひどい…病院に行かずにそのうち治る?

起床時の腰の痛みがひどい…病院に行かずにそのうち治る?

朝起きようとすると腰に激痛が走り、なかなかスムーズに起床することができない。腰痛を抱える人は大勢いますがその症状は人それぞれで、病院へ行った方がよいのか様子見でよいのか、悩んでしまうことはないでしょうか。

60代男性からの相談:「朝起きると腰がギシギシと錆び付いているように痛む」

60歳で定年退職して毎日家にいますが、1カ月に2~3回、起床時に腰が痛くて困っています。腰のちょうつがいが油不足になっているような感じで、病院へ行くべきか迷っているうちに半年が経ちましたが、よくも悪くもならないので、そのうちに治るかなと思っています。30歳の頃にぎっくり腰をした影響もあるのかと思っており、足腰にしびれなどはないのですが長く座っているのがつらいときがあります。このまま様子見でよいでしょうか。(60代・男性)

脊椎の歪みが原因かも

腰痛の原因は、加齢によって筋肉が硬くなっていたり、脊椎に歪みが生じている可能性も考えられます。昔のぎっくり腰は関係がないようですが、腰痛は癖になりやすく、悪化すると手術以外に治療ができなくなってしまうこともあるようです。

仰向けで寝ると痛みが出るという場合は、脊椎や腰椎の歪みが考えられます。その場合は、整骨院や整体で歪みを矯正してもらうとよいでしょう。(看護師)
ぎっくり腰は繰り返すことが多いですが、30年も前でその後に再発していなければ、現在の腰痛とは関係ないでしょう。腰痛は放置していると悪化することもありますし、年齢を重ねると筋肉が硬くなり改善しにくくなるため、一度、病院を受診してみてはいかがでしょうか。(看護師)
加齢に伴う腰痛としては、変形性脊椎症が考えられます。若いときのぎっくり腰が関連している可能性は低いと思いますが、痛みが繰り返されると腰痛は習慣化しやすいので、一度、整形外科の受診を検討してみてください。検査はレントゲンやMRIで行われることが多く、簡単に診断が可能です。(医師)
痛みがあるということは、炎症を起こしている可能性があります。炎症を繰り返すと骨の変形や筋肉が固くなり、ますます症状が悪化することがあります。初期段階での痛みや炎症は服薬で抑えることができますが、我慢しすぎて変形が進むと手術しか治療の選択肢がない、ということになりかねません。年齢が上がるにつれて自然治癒は難しくなりますので、早めに受診した方がよいでしょう。(医師)

冷えに注意し、軽い運動を

腰周りを冷やさないように注意して、下半身強化のため、日頃から軽い運動を行うとよいでしょう。また就寝時のマットレスなども腰痛の原因となるため、寝具は自分に合ったものを選んでください。

1カ月に2~3回ほどの腰痛でしたら、運動不足や寝相によるものかもしれません。腰に負担をかけない寝方は仰向けなので、横になったときにあまり凹まない硬さのマットレスで、仰向けで休むようにしてください。(看護師)
散歩や体操などの軽い運動を行い、下半身を鍛えてください。腰周りを冷やさないように注意し、腰に負担をかける姿勢はできるだけ控えましょう。(看護師)

今のところ症状の悪化はないようですが、歳を重ねるにつれて、自然に改善するということは難しくなるようです。寝具や軽い運動など生活習慣の見直しを図り、それでもよくならないようなら、一度、整形外科を受診してみた方がよいかもしれません。

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