健康

2015/12/22

頻尿で夜中、仕事中、移動中も支障が…通院で解消できる?

頻尿で夜中、仕事中、移動中も支障が…通院で解消できる?

トイレが近いというと高齢者の問題というイメージがありますが、あながちそうとも限らないようです。今回の相談者は20代の男性です。夜中に何度もトイレに起きるうえ、仕事や移動も制限され、日常生活にも支障が出ているといいます。何かよい改善策はないものでしょうか。

20代男性からの相談:「頻尿で寝不足や仕事にも支障があり、改善したい」

頻尿で、夜中に頻繁に起きてトイレに行かなければならず、その後、完全に目が覚めてしまいます。ようやく再び眠ることができても、頻尿によってまた起きるといった状態の繰り返しです。仕事中や移動中も頻尿で行動が制限され、生きていくうえで不便で仕方ありません。病院に行けば解消できるのでしょうか。(20代・男性)

1日10回、夜間2回以上の頻尿は治療が必要。トレーニングで改善も

1日10回、夜間2回以上トイレに行くようでしたら、治療の必要があります。カフェインやアルコールを控えたり、尿意を気にしすぎないようにするトレーニングで改善する場合もあります。

1日の排尿回数が10回以上、さらに2回以上の夜間の排尿がある場合、頻尿と診断され、治療が必要になります。頻尿の原因には、過活動性膀胱や膀胱括約筋、骨盤底筋の筋力低下、身体の冷えや、アルコール、カフェインを含むものの摂りすぎ、トイレを気にする神経因性膀胱炎などがあります。寝る前は水分やカフェインを含むものを避け、温かくして休むようにしてください。(看護師)
1回の尿量はどれくらいでしょうか。一般的に200~300mlの尿量で尿意を感じますが、尿意のわりに尿量が少ないと思うようでしたら、尿意を感じても、5分、10分と排尿を我慢する練習を行ってください。時間の目安は最終排尿から3時間ほどです。昼間でしたら、仕事に集中したり、気分転換して、なるべくトイレのことを考えないようにしてください。(看護師)

病気が原因の場合も。早めに受診し原因特定を

病気が原因で頻尿が起こることもあります。原因を突き止めるため、早めに病院を受診しましょう。

頻尿の原因はいくつかあります。代表的なものは前立腺肥大、神経因性膀胱です。前立腺肥大は主に30歳代から発症しやすい病気ですので、可能性としてはあるかもしれませんが、男性ホルモンの分泌の低下で起きることを思うと、まだあまり考えにくいと思われます。神経因性膀胱とは、排尿をコントロールする神経が何らかの原因でうまく機能できなくなった状態をいいます。また、糖尿病でも頻尿になります。(看護師)
原因がわからなければ、適切な治療も対策もできません。夜間だけならまだしも、活動中にも支障があるほどの頻尿のようですので、何らかの異常があることは間違いないと考えられます。ぜひ早めに泌尿器科を受診してください。(看護師)

生活に支障が出ているほどの頻尿は、できるだけ早めに病院を受診した方がよいようです。日常生活では、カフェインやアルコールを控えましょう。気にしすぎもよくありません。トレーニングで排泄の時間を少しずつあけていきましょう。

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