健康

2015/12/21

10年前に傷つけた眼球が毎年痛む・・・まだ治っていない?

10年前に傷つけた眼球が毎年痛む・・・まだ治っていない?

10年前に目が傷つき、点眼薬で治ったものの、その後1年ごとに痛みの再発と治療を繰り返しているという男性。最初の傷が治っていないのでしょうか。それとも他に問題があるのでしょうか。

40代男性からの相談:「10年前にできた目の傷が治りません」

10年ほど前、赤ちゃんだった子どもの手が私の左目に入り、眼球を傷つけました。傷がついたときは目を開けていることもつらく、涙がボロボロと出てくる状態になりました。そのときには眼科でヒアルロンサンとレボフロキサシンの点眼薬をもらい点眼すると1週間ほどで治りました。ところがその後、1年ほどするとまた左目が痛み出しました。眼科に行くとまた、左目に傷がついているとのことです。同じように処方された点眼薬をさすとすぐに治るのですが、1年くらいすると同じような症状が出て、それを10年ほど繰り返しています。これは、最初の傷が治りきっていないからなのでしょうか。また、10年経っても治らないのは、加齢により治癒力が低下しているからなのでしょうか。(40代・男性)

10年前の傷が主な原因とは考えにくい

目の痛みには様々な原因が考えられます。ドライアイや、コンタクトレンズの使用などが原因になっている可能性も十分にあるようです。

年齢とともに傷の治癒力が低下したとしても、10年前の傷が今も治っていないということは、さすがに考えられないかなと思います。ということは別に原因があると考えるのが、自然な気がします。(看護師)
目をこすったりすれば小さな傷はつくでしょうし、デスクワークでパソコンの画面を長時間見て、目を酷使する場合などはドライアイになっていたりして、この場合も小さな傷ぐらいはつくかもしれません。また、コンタクトレンズを使用しているといった場合も、可能性としては考えられます。心当たりはありますでしょうか?他には、たまたま結膜炎などの病気にかかってしまっている可能性もあります。(看護師)

なるべく早く眼科で詳しい検査を

とはいえ、症状が出るのが毎回、左目だけだということも気になります。一度、眼科で詳しい検査を行い、きちんと原因を突き止めておくのが安心かもしれません。

涙が不足すると目のバリア機能が低下するため、角膜を傷つけることがあり、パソコンや携帯を長時間使用していれば、眼精疲労が起こりドライアイになります。この場合は、両目に症状が現れますから、左目だけでしたら、指があたった際に角膜を傷つけたかもしれません。角膜の上皮の損傷でしたら、目薬と時間の経過で治癒しますが、10年も同じ症状を繰り返しているのでしたら、眼科で詳しい検査を行った方がよいと思います。(看護師)
応急処置として、目を疲れさせないこと、こすったりしないこと、目薬は続けて使用した方がいいでしょう。早めに受診してください。(看護師)

繰り返す目の痛みの主な原因が、10年前の傷であるとはいい難いものの、左目だけに症状が出る理由をはっきりさせる必要がありそうです。ドライアイなど、考えられる他の原因に注意しつつ、なるべく早く検査を受けることを検討するとよいでしょう。

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