健康

2015/12/19

逆流性食道炎か・・・ひどい胸焼けとゲップ、何科に行けば?

逆流性食道炎か・・・ひどい胸焼けとゲップ、何科に行けば?

胃のムカつきや胸焼けなど、胃腸の具合が悪いと仕事などにも集中できません。近年「逆流性食道炎」という名をよく耳にしますが、これはどのようなことが原因で起こるのか、また一般的な症状にはどのようなものがあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「胸焼けとゲップ。異常なほど出てくる酸っぱい唾液の原因は?」

かなり前から胸焼けがひどく、物を食べたときよりジュースなどを飲んだときに必ず起こるのですが、テレビなどでよく取り沙汰される逆流性食道炎に症状が似ています。寝る前や深夜、ふと目覚めたときなどに症状が出ることも多く、胃酸が逆流したような唾液が異常に分泌されて睡眠を阻害されます。あと、それ程苦しくないですが、腹のすき具合に関わらずゲップが出ますが、病院に行った方がよいのか、その場合は何科が適切でしょうか。(30代・男性)

逆流性食道炎の原因と症状とは

逆流性食道炎は食生活などが原因で起こることが多く、文字通り胃酸が逆流して不快な思いをする疾患です。症状からすると逆流性食道炎の可能性が高いようですが、別の原因の場合もあるため、いずれにしても一度、消化器内科を受診されてはいかがでしょうか。

逆流性食道炎は、胃液や十二指腸液が食道に逆流する疾患で、食道粘膜にびらんや炎症を起こします。胸やけや酸っぱい物が上がってくる、喉の違和感が代表的な症状で、これによって睡眠障害も起こります。(看護師)
食生活や生活習慣やストレスなどが原因といわれ、胃と食道のつなぎ目にある噴門という部分の閉まりが悪くなるため、胃酸が食道に逆流します。日常生活に支障が出ているようなので、早めに消化器内科を受診した方がよいでしょう。 (看護師)
胃酸過多による逆流性食道炎が考えられますが、ゲップもあるようなのでもしかしたら胃の入り口が緩かったり、食道裂孔ヘルニアがあるのかもしれません。空腹時である深夜にも症状が出ているようなので、病院で診察を受けてはいかがでしょうか。受診は消化器内科で、胃酸がたくさん出ている場合は胃炎や胃十二指腸潰瘍を併発することもあるため、恐らく胃カメラの検査をすすめられるでしょう。(医師)
服薬は、胃酸を抑える薬が一般的です。その他胃の動きが悪く、食べたものがいつまでも胃にあるような状態のときには胃の動きをよくする薬が追加され、また食道炎がひどいときには粘膜保護剤が追加されます。(医師)

食べ過ぎ、刺激に注意して

逆流性食道炎は、食事をたくさん摂り過ぎると症状が出やすいようです。暴飲暴食は避け、またアルコールなどの刺激物は控えるようにしましょう。

逆流性食道炎は、お腹いっぱい食べると症状が出やすくなります。理由は、たくさん食べることで胃の上まで伸びて胃の入り口が開きやすく、食べたものを消化するために胃液がたくさん出るからです。また柑橘類や炭酸飲料は症状を悪化させるため、摂取しないようにしましょう。(医師)
暴飲暴食をせず食べ過ぎない、遅い時間の食事や脂っこいもの、アルコールやカフェインを含むものは控えてください。ベルトや下着でお腹を締めつけないようにして、横になるときは左を下にして寝るようにしてください。(看護師)

逆流性食道炎が長く続くと、睡眠障害を引き起こすこともあります。空腹時にも症状が出ているようですし、他の原因である可能性も含め、早めに消化器内科を受診した方がよいでしょう。

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