健康

2015/12/17

50代後半に突入してから胃もたれが…ただの加齢か病気か?

50代後半に突入してから胃もたれが…ただの加齢か病気か?

お酒の飲み過ぎや食べ過ぎなどで、翌日起きるとひどい胃もたれ…。このような経験は誰にでもありますが、通常通りの生活を送っていても毎日のように胃もたれが続く場合、ただ単に年齢的なものなのでしょうか。また他に、どのようなことが考えられるのでしょうか。

50代男性からの相談:「胃もたれが続くのは何か病気のサイン?」

50代後半に突入してから急に胃もたれを感じるようになり、もう1年になります。特に朝その傾向が強く、とても食欲がわきません。無理に食べるとさらに胃もたれが悪化するので、朝食は抜いて昼と夜1日2食の生活に変えました。すると少しは改善されましたが、それでも以前のようにスッキリとはしません。加齢によるものなのか胃に何らかの病気があるのか、また更年期の症状ということも聞きますが、どうなのでしょうか。(50代・男性)

60代男性の3人に1人は胃もたれの症状が

歳とともに内蔵の機能も衰えてくるため、胃もたれが起こりやすいということはあるようです。ただし胃の不調の原因は様々で、逆流性食道炎などの可能性もあるため、不安が続くようでしたら一度、医師に診てもらうとよいでしょう。

年齢を重ねると身体と同じく内臓機能も低下するため、脂っこいものを避けるようになった、食欲がわかないなどがあれば、加齢性の胃もたれの可能性があります。厚生労働省の調査では、60代男性の3人に1人は胃もたれの症状があるという結果が出ており、胃もたれがあると、集中力がなくなり仕事の能率が下がるという研究結果もあります。(看護師)
もちろん加齢によるものはあるかと思いますが、逆流性食道炎や胃炎の可能性もあるかもしれません。50代という年齢を考慮すれば、早期胃がんなどの可能性も視野に入れておく必要がありますし、安心して過ごすためにも定期的な検査は必要になってきます。(看護師)
そもそも、以前のように食欲がないという時点で病気を疑う必要があるのかもしれません。食欲がない原因として、食べすぎ・飲みすぎ・乗り物酔い・薬の影響を考えろといわれたことがありますが、ただこれは目眩や消化器系に問題があるなど、医療者の隠語的部分も含んでいます。不安があれば一度、医師の診察を受けた方がよいでしょう。(看護師)

胃腸の働きを助ける食べ物は?

日常生活での注意点は、脂肪分の多いものや暴飲暴食は避け、和食を中心に消化のよいものを摂ることです。胃腸の働きを助ける食べ物について、次のようにアドバイスをいただきました。

胃もたれの原因は食べ過ぎや脂っこいものの摂りすぎ、消化機能の低下やストレスなどがあり、胃もたれを防ぐためには暴飲暴食をしない、早食いをしないことです。食事は1日2食でもよいですが、脂肪分を控えた和食で消化がよく、やわらかいものにして、食事量は控えめでゆっくり噛んで食べるようにしてください。(看護師)
キャベツには胃の粘膜を修復する作用があり、大根には消化を助けて胃もたれを改善する効果があります。キャベツは火を通してもよいですが、大根は生のまま、大根おろしやサラダにして食べてください。(看護師)

生活習慣や加齢によるものとも考えられますが、逆流性食道炎など、何か胃腸障害が起こっている可能性も否定できないようです。年齢的なこともありますし、不安な気持ちで過ごすよりも、一度、病院で検査をしてもらった方が安心ではないでしょうか。

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