健康

2015/11/30

百害あっても吸いたい!タバコをやめずに病気のリスクを下げるには

百害あっても吸いたい!タバコをやめずに病気のリスクを下げるには

喫煙で高まるさまざまな病気のリスク

タバコが体に害を与えるのは周知の事実。それは十分承知しているけどやめられない・・・というのが喫煙者のほとんどでしょう。
喫煙が大きな要因となる疾患といえば肺がんや気管支炎、肺炎、歯周病などが挙げられますが、特に大きく影響を受ける、といわれているのが血管です。

特にリスクが高まるのが動脈硬化。動脈硬化とは、動脈という血管が硬くなることで血液をうまく運べなくなったり血管がもろくなったりするもので、喫煙はこの動脈硬化の3大危険因子のひとつといわれています。

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があり、それにより血流のスピードが遅くなって動脈硬化部分にコレステロールが溜り、動脈硬化が進みやすくなります。
さらに、喫煙は、血糖値をコントロールするインスリンの働きを悪くしたり、交感神経を刺激して血糖値を上昇させるため、高血糖も引き起こします。そして、この高血糖も動脈硬化の原因となります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な疾患を引き起こします。

でもタバコはやめられない!ならば意識して血糖コントロールを

タバコをやめることができればもっともよいのですが、わかっていても難しいもの。
また、禁煙によってストレスが溜まってしまうのも考えものです。過剰なストレスはホルモンの分泌を狂わせ、血液中のコレステロールや中性脂肪を増やすため、それも動脈硬化の原因になりえるのです。

ストレスなく禁煙するのが難しいのであれば、できることから始めましょう。
普段の生活の中でも始めやすいのが「食生活の見直し」です。

血液中のコレステロールや中性脂肪が増えると、血液がドロドロになって血流が悪くなり動脈硬化の原因になるため、脂質や糖質、アルコールなどの摂り過ぎに注意しましょう。
また、早食いも血糖値を急上昇させ、動脈硬化の原因となる高血糖を引き起こします。食事は、ゆっくり、適量を食べるようにしましょう。

食べ物を工夫するのも有効

食べ方の見直しに加え、血液をサラサラにする食べ物や血糖コントロールに役立つ食べ物をとり入れるのも有効です。
血液サラサラ効果で有名なのが玉ねぎ。硫化アリルという栄養素が含まれており、血液の凝固を遅らせる働きがあります。また、納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素には、血栓そのものを溶かす作用があります。

血糖コントロールに役立つ食べ物では、まずひとつに酢があげられます。食事と一緒に大さじ一杯の酢を摂ると、食後の血糖値が緩やかになるとされています。また、発酵食品や緑黄色野菜に含まれるALAも血糖コントロールに役立つとして注目されています。ALAはアミノ酸の一種で、体内で生成されるものですが、加齢などにより減少するため、食事などで外側から摂取する必要があります。

喫煙を続けながら病気のリスクを下げるには、このような食べ物、栄養素を意識して摂っていきましょう。食事の調整が難しい場合は、サプリメントなどの健康食品を利用すると効率的に摂取できるのでおすすめです。

自分の健康は自分で守るもの。症状が現れてから後悔しないよう、できることから始めていきましょう。

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