健康

2015/12/07

メニエール病の症状がつらい…家族に理解してもらうには?

メニエール病の症状がつらい…家族に理解してもらうには?

激しいめまいや耳鳴りなどの症状が現れるメニエール病は、周囲の人になかなか理解してもらいにくい病気のようです。3年前に発病した相談者は、時々自分が情けなくなり責めてしまうことを悩んでいます。今後どのように対処していけばよいのか、専門家に聞いてみました。

60代男性からの相談 :「メニエール病で耳鳴りがひどく、時々自分を責めることも」

メニエール病と診断されてから3年、発病前はまったく前兆に気付きませんでした。今はめまいや動悸等の症状も落ち着き、慢性的な難聴と耳鳴りが残っています。年齢的にも体調の変化が激しく、体調を崩すとその度に耳鳴りがひどくてつらいです。焦ったりパニックになると、簡単な計算もできなくなり、自分が情けなくなります。家族に理解してもらうには、そして自分を責めない方法があれば教えてください。(60代・男性)

他人には理解してもらいにくい病気

本人にしかわからない病気のつらさを、周囲に理解してもらうのは容易ではありません。無理にわかってもらおうとしない、という気持ちの持ち方も時には必要です。

病気になってみないと、そのつらさはなかなか理解してもらえないと思います。普段はできていることができなくなっても、病気のせいですから自分を責める必要はありません。今の自分にできることを少しずつ行うようにしてください。(看護師)
メニエールの症状は病院でよく見かけますが、本当につらいもののようです。病気などのつらさを本当にわかるのは、それを体験した本人のみですので、一番近くにいる家族でもすべてを理解してもらうということは難しいでしょう。(看護師)
わかってもらおうと思うから、余計に悔しい思いをされているのかもしれません。人それぞれ感じ方が違いますので、自分の気持ちは自分にしかわかりません。自分が一番の味方だと思って、自分を守ることを考えてください。(看護師)

無理せずに素直な気持ちを伝える

理解をしてもらうのが難しいとしても、家族にはそのつらさを伝えましょう。そうすることで少しでも気が楽になり、自分を責めないで済むことにつながるかもしれません。

メニエールの症状によって、精神的なストレスが非常に強い状態だと思われます。メニエール病になったのはご自身の責任ではありません。家族の理解が得られれば精神的な負担も軽減されてくるのではないでしょうか。そうすることが、自分を責めなくなるための近道だと考えます。(看護師)
掛かりつけの病院へ家族と行き、医師や看護師からどのような病気なのかを説明してもらうのがよいと思います。また病気の説明は他者ができても、自身の悩みはご自分からしか話すことができません。関係がきちんとあれば、家族も話を親身になって聞いてくれるのではないでしょうか。(看護師)
つらいときはつらい、できないことはできないとはっきり伝えましょう。理解してもらえなくても、気持ちを伝えることは必要です。無理せず、自分の身体を労わることを考えてください。(看護師)

病気のつらさは、なった本人でないとわからないと専門家の意見は一致していますが、身近な人たちに伝えることは大事です。身体のことを一番に考え、ご自身を責めないことを心がけてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加