健康

2015/12/06

20代なのにトイレが心配で落ち着かない…頻尿の原因は何?

20代なのにトイレが心配で落ち着かない…頻尿の原因は何?

頻繁な尿意は、長く続くと仕事や日常生活のさまたげになる場合もあります。なんとか解消したいものですが、20代の若い男性の頻尿の原因には、どんなことが挙げられるのでしょうか。

20代男性からの相談:「頻尿はどうしたら改善されるでしょうか」

最近、1時間に1回尿意があります。学生の頃に泌尿器科で問題ないといわれ、それから病院には行っていませんが、社会人になった今もトイレの頻度は改善されません。会議や旅行では、トイレのことが心配で落ち着きません。原因には何が考えられますか。また、どうしたら頻尿が改善されるのでしょうか。(20代・男性)

膀胱や筋力が原因の可能性

男性の頻尿や尿漏れの原因に挙げられるものの中で、代表的なものは前立腺肥大。しかし、質問者さんの年代では前立腺よりも、膀胱や筋力などが原因となっている可能性の方が高いようです。

一般的に1日の排尿の回数は6~7回。毎日のように10回以上の排尿があれば、頻尿と診断されます。頻尿の原因の一つには前立腺肥大症などの疾患がありますが、問題ないといわれたのでしたら、活動性膀胱炎というものかもしれません。活動性膀胱炎は、排尿筋が異常に収縮してしまうため、排尿量は少ないのに尿意を感じたり、我慢できない場合もあります。高齢の方に多いのですが、ストレスや生活習慣で若い世代でも発症します。(看護師)
年齢的に前立腺肥大の可能性は低いでしょう。今のご年齢なら、過活動膀胱かもしれません。以前は問題ないと診断されたようですが、過活動膀胱は若い年代の人にもあてはまります。もう一度、受診をされてみてはいかがでしょうか。その際、長い時間悩んでいる現状を伝えてください。一時的なものとされると、再び悩み続けることになります。以前からずっと症状があって苦しんでいることを、しっかりと伝えてくださいね。(看護師)
排尿筋を自分の意思でコントロールすることはできませんが、排尿を我慢する訓練を行ってください。尿意を感じても、すぐにトイレに行かず、最後の排尿から3時間ほどの間隔を目安に5分、10分と我慢する時間を長くしてください。(看護師)

ホルモンバランスやストレスが原因かも

そのほかに、若い世代の生活習慣などが原因で頻尿を引き起こしている可能性もあるようです。以下に思い当たる点があれば、改善するのも対処法の一つといえそうです。

スマートフォンやパソコンに触れる機会の多い年代かと思いますが、こういった機器を長時間操作していませんか。それによってホルモンバランスが乱れてしまい、頻尿の症状を引き起こすケースがあります。(看護師)
長時間同じ姿勢で過ごすことで膀胱が圧迫されることや、肥満や運動不足などが頻尿の原因となることがあります。該当するようでしたら、生活改善に取り組んでください。(看護師)
下半身を冷やさないようにし、カフェインを含むものやアルコールは控えてください。排尿することが習慣になっている場合もありますし、排尿を気にすることがストレスになって、尿意を感じやすくなる場合もあります。気分転換や運動をして、なるべくトイレのことを考えないようにしてください。(看護師)

前立腺や膀胱などに問題がないようなら、生活習慣や考え過ぎによるものと考えられるケースもあるようです。これらの改善で解消すればよいのですが、症状が続くようでしたら、もう一度、病院を受診してみるのが頻尿から解放される近道といえそうです。

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