健康

2015/12/05

足の甲が痛い…痛風ではないのに痛むのは体型のせい ?

足の甲が痛い…痛風ではないのに痛むのは体型のせい ?

体型に変化の現れやすい30代は、それに伴う体調不良にも気をつけないとなりません。足の甲の痛みが気になるが痛風ではなかったという相談者の男性は、やや太り気味の体型のせいでは?と心配しています。専門家の意見はどうでしょうか。

30代男性からの相談 :「歩くとき、特に寝起き時にひどくなる足の甲の痛み」

30代になってから、歩くときに足の甲の痛みが気になるようになりました。最近では痛みがひどくなり、特に朝起きてしばらくは、ゆっくりと引きずりながら歩いています。痛風かと思い診察を受けましたが、異常ありませんでした。身長170㎝体重78㎏で、力仕事または歩くことの多い仕事で、体型と年齢が影響し足が疲れているのでしょうか?また、このような症状を改善するにはどうすればよいですか。(30代・男性)

足の甲の痛みを引き起こす原因

体重を落としたほうが足への負担が減ることは、間違いありません。また、診察内容によっては疾患が見えない場合もありますので、整形外科でCTスキャンを受けるのも一案です。

足の甲の痛みを起こす疾患として、疲労骨折、リスフラン関節捻挫、腱鞘炎があります。疲労骨折は、長期に渡って小さな刺激が繰り返された場合、足のダメージが蓄積されて起こります。足が腫れて見てわかる場合もあれば、レントゲンを撮ってもはっきりした骨折線が見えない場合もあります。(看護師)
病院は整形外科を受診されたのでしょうか。疲労骨折の場合はレントゲンだけでは骨折線が見えにくく、CTスキャンやMRIなどの画像診断でしかわからないものも存在します。もしこれらの検査を受けてないのであれば、CTやMRIのある病院を受診してみてください。(看護師)
足は多くの骨で構成されていて、足首のように「捻挫」を起こしやすい場所でもあります。捻挫は当然レントゲンでは判断できません。起床時に特に痛むようですので、骨折ではなく筋肉のダメージだと思われます。疲労骨折でなくても足の疲れが原因かといえば、力仕事でよく歩くという情報から判断すれば、そういえるでしょう。(看護師)
170cmで78㎏でしたらやや肥満の分類に入りますので、少し体重を落とした方が足への負担が軽減すると思います。標準体重は63.6kgです。まずは骨や筋肉に異常がないか、病院で調べてもらってください。(看護師)

安静が一番の改善法

疾患がある場合も、筋肉疲労の場合も、安静にすることが最も大事な治療法といえるでしょう。

リスフラン関節炎は、爪先立ちの状態で負荷がかかったり、激しい動きによって靭帯に損傷が起こり、痛みが発生する疾患です。激しいスポーツをしている方に多く、安静にしているときは痛みはありませんが、動き出すと痛みがあるのが特徴です。(看護師)
腱鞘炎は長時間歩き回ったり、足に合わない靴を履いたときや、靴ひもを締めすぎた場合にも起こります。足に痛みがあるときは安静にして様子を見てください。無理に運動したり動いたりすると、足に負担をかけます。(看護師)
改善方法としては、骨折であろうが捻挫であろうが「安静」にするしかありません。仕事が休めないなどの都合もあるかもしれませんが、無理をして続けていると症状が悪化することも考えられます。(看護師)

標準体重に落として足への負担を軽減させること、CTスキャンなどのより詳しい検査を受けること、そして何よりもできるだけ安静にすることが 、足の痛みを改善するために必要であるといえます。

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