健康

2015/12/03

夜間、2時間おきにトイレに起きる…頻尿の原因は?

夜間、2時間おきにトイレに起きる…頻尿の原因は?

睡眠のさまたげになる夜間の尿意。仕事が終わってほっとひと息つける夕食時の習慣が、もしかしたらその頻尿の原因かもしれません。夜間の尿意は、いったいどんなことが原因で起こるのでしょうか。

40代男性からの相談:「夜間、目を覚ますほどの頻尿の原因は?」

昼間もトイレの回数は多い方ですが、最近は就寝中、大体2時間おきにトイレにいきたくなり目を覚ましてしまいます。夜は夕飯時にお茶を1杯、その後コーヒーを1杯飲みます。こうなる前も同程度の水分を摂取していましたが、就寝中に尿意で目を覚ますことはほとんどありませんでした。原因はなんなのでしょう。(40代・男性)

カフェインの利尿作用が原因かも

夕食時の1杯のお茶や、食後のコーヒー。せっかくのくつろぎ習慣ですが、もしかしたらこの習慣が夜間の頻尿につながっているかもしれません。

質問を拝見して、まずカフェインが原因かもしれないと思いました。カフェインには利尿作用があります。カフェインを摂ることで、腎臓に流れる血液量が増えます。そして腎臓は、その血液から老廃物と一緒に水分を体外に出すために尿を作ります。この血液量の増加は、尿量の増加につながるのです。一概にカフェインが原因というわけではありませんが、就寝前のカフェインの摂取は控えてはいかがでしょうか。(看護師)
夜のお茶はカフェインを含まない、麦茶、杜仲茶、ドクダミ茶で、コーヒーもノンカフェインにしてください。塩分の摂りすぎにも注意し、身体を温める根菜や生姜、ネギなどを食事に摂り入れるようにしてください。(看護師)

頻尿のその他の原因と解消法

カフェインのほかにも、様々なことが頻繁な尿意の原因と考えられるようです。主なものを専門家に挙げていただきました。

1日の排尿数が10回以上、または昼間に8回以上、夜間2回以上あれば、頻尿と診断されます。頻尿の原因は、前立腺肥大など生殖器の疾患、加齢による骨盤底筋や排尿筋の筋力低下、冷え性、活動性膀胱炎、生活習慣やトイレを気にすることでのストレスなどがあります。(看護師)
年齢を重ねてくると、男性の場合は前立腺が肥大してしまいます。それ以外にも様々なことが重なりあって、夜中のトイレの回数につながることがあります。(看護師)
日中活動している時は交感神経が働いていますが、夜間就寝時はリラックスしているときは副交感神経が優位になります。また、横になっていることでも腎臓に流れてくる血液量が増え、尿意につながっているという可能性もあります。(看護師)
身体の冷えや筋力低下が原因の場合もあります。寝室は温かくして、下半身が冷えないようにし、ウォーキングや軽いジョギング、スクワットなどで、下半身を鍛えてください。また、疾患が原因の場合もあるので、一度、病院で検査を受けてみてください。(看護師)

質問者さんの場合、まず夕食時や夜間の飲み物をカフェインの入っていないものに変えてみるのがよさそうです。また、ほかの原因の可能性も考えられますので、改善しないようでしたら、早めに医師に相談してみるのが安心のようです。

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