健康

2015/12/03

入社半年で腰痛に…湿布、クッション以外の改善法は?

入社半年で腰痛に…湿布、クッション以外の改善法は?

長時間のパソコン作業で腰痛になる人は多いです。今回の相談者もその一人。ストレッチやクッションを使用するなど、工夫も試みているものの、悪化する一方と悩む相談者に、専門家からはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか。

20代男性からの相談:「パソコン作業による腰痛の改善方法」

仕事でパソコン作業をしていますが、すぐに腰が痛くなります。入社半年で腰痛になってからは、作業の合間のストレッチや、関節を回して血行をよくしたり、腰とイスの間に低反発のクッションを挟んだりと負担軽減の工夫もしていますが、いま一つ効果が実感できず、湿布を貼ってごまかしています。何かよい方法はないでしょうか。(20代・男性)

クッションは使い方に注意。腰の筋肉を動かしてストレッチを

クッションは使い方によっては逆効果になることもあります。ストレッチは腰の筋肉を動かすことを意識して行ないましょう。

長時間、椅子に座ったままだと腰痛になるのは、座る姿勢の悪さや、合間のストレッチをしなかったり、腰の血液の流れが悪かったりなどが挙げられます。しかし、それらを完璧にこなしても腰痛が抑えられるわけではありません。本来、人間は起立歩行する動物であるからです。(看護師)
仕事の合間に体操をし、血行をよくするのはよいことです。効果が実感できなくても続けてください。腰が固まってきたなと感じたら、すぐに腰の運動をしましょう。(看護師)
椅子に座るときは深く腰かけて、背筋をまっすぐにしましょう。(看護師)
椅子と腰の間にクッションを挟んで、楽な姿勢を心がけるのはよいことですが、低反発のクッションの影響で、腰椎が前のめりの状態になっていると逆効果です。(看護師)
同じ姿勢を続けたり、重い物を持ち上げたり、中腰での作業は控えましょう。(看護師)
座る姿勢は腰の筋肉を伸ばしてしまいます。じっくり運動をする時間はないでしょうが、少なくとも腰を反らすストレッチと左右に反らすストレッチは行ってください。(看護師)
しょっちゅうストレッチをするのに抵抗はあるかもしれませんが、腰の痛みに悩むよりは効率的だと思います。(看護師)

腰は冷やすより温めて。場合によっては受診を

腰は湿布で冷やすよりも、温めた方が効果的です。病気が原因の場合もあります。場合によっては病院を受診しましょう。

人間は進化の過程で、起立歩行に適した骨格になっています。長時間歩くと一時的な筋肉痛にはなるものの、長時間歩行が習慣化してしまえば、たいした負担にはならないのは、そのためです。(看護師)
ストレッチしても、長時間座っていれば腰は硬くなります。こまめに腰の筋肉を大きく動かすのが効率的です。起立して行いましょう。(看護師)
腰周りの血行促進には、湿布より温めた方が効果的です。(看護師)
骨盤や腰椎のゆがみが原因の場合もあります。腰椎体操をしたり、コルセットやサポーターで腰椎を固定してください。(看護師)
整骨院で、腰椎のゆがみを矯正したり、マッサージで腰周りの筋肉をほぐすのもよいと思います。(看護師)
長年、改善されないのでしたら、腰椎や筋肉に痛みの原因になる疾患がないか、病院で調べましょう。(看護師)

クッションの使い方やストレッチの仕方など、ちょっとした工夫で効果が変わってくるようです。正しい方法をチェックして、できることから始めましょう。

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