健康

2015/12/02

小鼻やおでこの皮膚が赤く炎症を起こす…完治は難しい?

小鼻やおでこの皮膚が赤く炎症を起こす…完治は難しい?

顔から出た脂がかさぶたのように固まってしまい、それがはがれると赤く炎症を起こしているという脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)。相談者は皮膚科に行っても一時的な効果しか現れないとのこと。完治のよい方法はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「鼻やおでこの赤い炎症が起きないようにするには?」

小鼻の両脇やおでこの皮膚がすぐ赤くなって困っています。汗をかいたときなど、すぐに洗わないと、顔から出た脂がかさぶたのように固まってしまい、それがボロボロと剥がれ落ちると赤く炎症を起こしたようになっています。外出時など、朝には赤くなっていなかった鼻の脇やおでこの皮膚が、夕方には赤くなっていることも多いです。皮膚科にも何度か受診したのですが、一旦は症状がよくなるものの、またすぐに赤くなってしまいます。完治する方法はないのでしょうか。(40代・男性)

皮脂の取り除きすぎに注意して保湿を心がける

皮膚を守ってくれる皮脂を、洗顔で取り除きすぎることで、トラブルが起こりやすくなるようです。洗顔後の保湿や、食習慣の改善も忘れずに。

脂は皮膚の保護をするうえでなくてはならないものです。脂があることで皮膚が保護されていますが、洗って皮脂を取り除いてしまうと乾燥して傷つきやすくなるため、また分泌されます。顔を洗うときに洗顔料などを綺麗にしようと使いすぎても、皮膚は脂を分泌させるので注意が必要です。(看護師)
保湿剤などは使われていますか?つい清潔にすることに重点をおきがちですが、清潔に保つ保清も大切ですが、うるおいを保つ保湿も肌には重要です。また、食事なども脂っこい食事や偏った内容では皮脂の分泌を促進させるだけかもしれませんので、食事についても野菜や果物を摂るように心がけてください。(看護師)

汗によるかぶれや合わない洗顔料に注意

汗はこまめに拭き、洗顔料は低刺激や無添加のものを。また、ストレス解消や運動の習慣も見直してみましょう。さらに、顔が赤くなるのは内臓の病気のサインである場合があります。心当たりがあれば受診を検討しましょう。

一般的に皮膚が薄い方や色白の方は、血液が透けて見えるため、少しの刺激でも顔が赤くなる場合があります。汗をかいた後にかさぶたのようになっているのでしたら、汗によって皮膚がかぶれ、炎症を起こしていると考えらます。汗をかいたらこまめに洗顔するか、汗ふきシートで皮膚を清潔にしてください。洗顔料が合っていないのかもしれませんから、低刺激や無添加のものを使ってみてください。(看護師)
なるべく紫外線を避け、水分を摂って運動し、代謝をよくし、ストレスをためないようにしてください。かさぶたができても無理にはがさないようにしてください。飲酒や喫煙は控えてください。(看護師)
皮膚のトラブル以外に、自己免疫疾患や糖尿病、肝機能低下などの疾患でも、顔が赤くなる場合があります。体調に心当たりがあれば、内科を受診してください。(看護師)

脂漏性皮膚炎の対策としては、洗顔時に皮脂を取りすぎないこと、汗や洗顔料の刺激に注意すること、食事や運動の習慣を改善することが挙げられます。とはいえ、何か疾患が隠れていることもありますので、体調に心当たりがあれば受診を検討する必要があります。

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