健康

2015/11/30

軽くぶつけただけで、かかとに激痛が…治療法は?

軽くぶつけただけで、かかとに激痛が…治療法は?

歩くのが仕事ともいわれるサラリーマンにとって、足のトラブルは深刻です。今回は40代の男性からの相談です。かかとを軽くぶつけただけで激しい痛みに襲われるといいます。いったい何が原因なのでしょうか。どう対処すべきでしょうか。

40代男性からの相談:「少しぶつけただけで、かかとに激痛が走るのはなぜか」

かかとに痛みを感じることが多いです。コンとぶつけただけで、しばらく動けなくなるくらいの痛みが走ります。左右どちらも同じです。サラリーマンのため、外回りで歩いていることが多いです。足は小さめで、合う靴が少なく、以前はサイズが合っていない靴を履くことが多かったです。最近ではシューフィッターにより、自分にピッタリの靴を履くようにしていますが、改善しません。よい治療法はありますか。(40代・男性)

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)かも。整形外科で原因を調べて

かかとの痛みの原因となる疾患はいろいろありますが、足底筋膜炎ではないかとの意見が寄せられました。

外で歩き回る機会が多いのであれば、おそらく靴も硬めのものを履いているのではないでしょうか。「かかとをつくだけで痛い」「特に痛くなるようなきっかけがない」「歩く機会が多い」という点から、『足底筋膜炎』という状態になっているのではないかと考えられます。(看護師)
かかとの痛みが起こる疾患に踵骨下滑液包炎(しょうこつかかつえきほうえん)、足底筋膜炎というのがあります。(看護師)
足の底には、足の指から、かかとにつながる複数の筋肉が走っています。それを足底筋膜といいます。(看護師)
かかとの骨の底には、クッションの役割をする組織があるのですが、強い刺激でなくても、繰り返される刺激によって、組織が炎症を起こし、痛みが起こります。レントゲンでは異常はみられないのですが(骨に異常があればレントゲンで確認できます)、エコーで組織の状態が確認できます。(看護師)
足底筋膜は、地面からの衝撃をその柔軟性を持って和らげているのですが、この筋膜が硬くなっているときに衝撃を受けることで、ダメージを受けて炎症を起こしてしまうのです。(看護師)
他にも、かかとの痛みを引き起こす疾患があります。まずは、整形外科で原因を調べた方がよいでしょう。(看護師)

靴は負担が少ないものを。安静にして患部はよく温めて

靴は負担の少ないものを選び、中敷を敷くとよいようです。患部はよく温めて、必要なとき以外は安静にしましょう。

対策としては、靴の中にクッションの代わりになる足底板を入れたり、歩き方を見直したり、適度なストレッチを行うなどがあります。(看護師)
靴は、ぴったりのものではなく、足への負担が軽い物を選ぶようにしてください。(看護師)
患部の安静が何よりの改善方法になります。仕事以外ではあまり歩かないように心がけて、シャワーではなく浴槽などで患部が温まるようにして血流の改善を図ってください。(看護師)

かかとの痛みの原因となりそうな疾患は、いろいろあるようです。まずは整形外科で相談し、原因を突き止めましょう。足底筋膜炎の場合、中敷を敷いたり、負担の軽い靴を選ぶといった対策をしましょう。患部を温めて血流をよくすることも、効果があります。

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