健康

2015/11/30

頻尿と我慢できない強い尿意や尿漏れ…前立腺の病気か?

頻尿と我慢できない強い尿意や尿漏れ…前立腺の病気か?

自然現象だとはいえ、頻繁にトイレに立つのは落ち着かないもの。さらに、尿漏れまで起こしてしまうとしたら、日常生活にも支障が出てきますが、これはいったいどんな原因から起こるものなのでしょうか。

30代男性からの相談:「頻尿や尿漏れがあるが、前立腺の異常では?」

最近トイレが近く、少なくとも2時間に1度は排尿します。量はそんなに多くないのですが、我慢できないほどの尿意が起こります。また、量が少ないときや、便座に座って排尿すると、残尿感はないのにズボンを汚してしまうほど尿漏れすることもあります。これは、前立腺などに何か異常があるのでしょうか。(30代・男性)

強い尿意や尿漏れの原因は?

男性の排尿に関する悩みの多くは、膀胱や前立腺が関係していることが多いようです。具体的には、どんなことが原因として考えられるのでしょうか。

男性は膀胱から尿道へのおしっこの通り道に前立腺を持っています。この前立腺は年齢とともに大きくなっていきます。前立腺が大きくなるとおしっこをするのに時間がかかり、出したつもりでも膀胱内に尿が残っていますので、すぐトイレに行きたくなるといった状態になりやすいのです。(看護師)
排尿量が少ないのに強い尿意を感じる場合、活動性膀胱炎が考えられます。排尿筋が常に緊張している状態で、少量の尿でも尿意を感じ、我慢できずに尿漏れを起こす場合があります。(看護師)
男性のトイレの悩みの原因には過活動膀胱というものもあります。前立腺肥大か過活動膀胱のどちらか一方、あるいは両方が原因でトイレの悩みとなっていることもあります。(看護師)
なんらかの疾患が原因のこともあります。気になるようでしたら、病院を受診してください。(看護師)

とりあえず試してみたい対処法

実際に、前立腺や膀胱に問題がないかどうかは病院で検査しなければわかりませんが、今すぐに自分でできる対処法というのもあるようです。まずは試してみるのもよいかもしれません。

原因が活動性膀胱炎だとしたら、排尿筋は自力ではコントロールできませんが、排尿を我慢する訓練が有効な場合があります。尿意を感じても我慢して、5分、10分と少しずつ排尿の周期を伸ばしていくのです。最終的には、最後の排尿から3時間ほどの間隔を目安にしてください。(看護師)
トイレを気にするのは、逆に尿意を強くする場合があります。仕事に集中したり気分転換して、トイレのことを考えないようにしてみてください。(看護師)
カフェインを含むものやアルコールは控え、身体を温める根菜や生姜などをとりましょう。また、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどで血行をよくし、身体が冷えないようにしてください。(看護師)

排尿を我慢するトレーニングや、なるべく身体を温めるように心がけることが解消法の一つとのこと。しかし、なんらかの内臓疾患が原因の可能性もゼロではありませんので、それでも改善しないときは、早めに病院を受診するのがよいようです。

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