健康

2015/11/29

長年悩まされてきた痔…やはり受診したほうがよい?

長年悩まされてきた痔…やはり受診したほうがよい?

痔は年齢や性別を問わず誰にでも起こり得る病気。日本の成人の約3分の1が患っているともいわれます。しかし恥ずかしさから、誰にも相談できずに悩み、我慢している人が多いそうです。そのような人に対して、どんなアドバイスがあるでしょうか。

30代男性からの相談:「10年以上、悩まされている痔、病院で診てもらうべきか?」

10年以上痔に悩まされています。病院へ行くのは恥ずかしい気がして、市販の塗り薬を使用しています。毎日痛むわけではありませんが、忘れた頃に血が出るなど、月に数回、調子の悪い日があります。不潔にしていることが一番よくないと聞き、清潔にしているつもりです。手術は必要のない程度だと思っていますが、やはり一度、診てもらったほうがよいでしょうか。(30代・男性)

受診して、原因と適切な治療法を知る

長年悩んでいるのでしたら、受診をおすすめします。実際に診てみないと原因も適切な治療方法もわかりません。

10年以上も悩んでいるなら、病院を受診したほうがよいでしょう。恥ずかしい気持ちはわかりますが、市販の塗り薬で治っていないことも加味し、受診をおすすめします。出血は、痔ではない可能性もあり軽視できませんし、実際に診てみないと手術が必要かどうかもわかりません。病院での痔の治療は、複数種類の軟膏を組み合わせたり、便秘にならないよう内服したりもします。悩んでいるのであれば受診しましょう。(看護師)

お尻のケアと痔の予防法について

排便時のケアは神経質になり過ぎないことがポイントです。痔の悪化を防ぐため、下半身の血行をよくして、便秘にならないように気をつけましょう。

肛門を清潔にするのは痔の対応としてよいことですが、神経質になって拭きすぎたり、ウォシュレットの使い過ぎでも、切れ痔になる場合があります。排便後のケアは、ティッシュではなくやわらかい素材のお尻拭きシートがよいでしょう。ウォシュレットは弱い水流にし、30秒以内で使用してください。排便前にワセリンやベビーオイルを塗っておくと、便の滑りがよくなります。(看護師)
下半身の血行をよくするため、適度な運動・長時間の同じ姿勢を避ける・下半身を冷やさないことに気をつけてください。排便の習慣をつけ、繊維質を含むもの・果物・水分を多めに摂って便秘を予防してください。1日に数回は肛門をきゅっと引き締める運動を行いましょう。肛門にイボのようなものが触れたら外痔核ですので、入浴時、身体が温まったときに指で押し込み、その際も数秒間、肛門をきゅっと引き締めてください。(看護師)

長年痔を患っているのであれば、原因や適切な治療法を見つけるためにも、受診を一考するとよいようです。悪化を防ぐためには、排便時のケアを適切に行うこと、下半身の血行をよくして便秘をしないように気をつけることもポイントのようです。

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