メタボリック

2015/11/24

運動嫌いのメタボ男子必見!基礎代謝向上のカギは「ミトコンドリア」にあり

運動嫌いのメタボ男子必見!基礎代謝向上のカギは「ミトコンドリア」にあり

消費エネルギーの7割を占める基礎代謝

ダイエットに関連して出てくる言葉に「消費エネルギー」というものがあります。消費エネルギーを増やして太らないようにしましょう、などと言われると、「やっぱり運動しなければいけないのか…。」と、思ってしまいますが、必ずしも運動だけが重要なわけではありません。
1日で消費されるエネルギーのうち、運動によって消費されるものは、実はごく一部。7割は基礎代謝によって消費されています。基礎代謝とは、心臓を動かしたり、呼吸をしたりといった、いわゆる生命維持のために使われているエネルギーのことを言います。

基礎代謝を上げれば太りにくい体がつくれる

基礎代謝は、呼吸など自動的に行われる活動に必要とされるエネルギーであるため、動かずにじっとしていても消費されます。
つまり、基礎代謝の割合を高めれば、「じっとしていても消費されるエネルギーが増える」ことになるため、運動量を増やさずに同じカロリーを摂っても太りにくくなるのです。
一方で、加齢などによって基礎代謝が低下すると、若い頃と同じ生活をしていても太りやすくなることがあります。
では、基礎代謝を高めるにはどうすればよいのでしょうか。そこに大きく関わってくるのが、体内に存在する「ミトコンドリア」の働きです。
ミトコンドリアは、ほぼすべての細胞に存在する細胞小器官で、糖を原料として体のエネルギー源となるATPを作り出す、いわばエネルギーの生産工場のようなものです。そして、ミトコンドリアはATPを作る過程で「代謝水」という水分も作り出します。
基礎代謝とは、この代謝水を作り出す能力のこととも言え、代謝水を作り出すミトコンドリアの働きを活性化することが基礎代謝の向上につながるのです。

ミトコンドリアの量と質を上げることが健康な体には重要

ミトコンドリアの機能を向上させるには、ミトコンドリアの量を増やすことと質を上げることの2つが必要となります。
ミトコンドリアはそのおよそ8割が筋肉に含まれているため、筋肉トレーニングやウエイトトレーニングで筋肉量を増やすことでその量も増やすことができます。また、瞬発力の筋肉である白筋よりも持久力の筋肉である赤筋の方に多く存在するため、ゆっくりした動きの有酸素運動でも赤筋が刺激され、ミトコンドリアが増加します。

なんだ、やっぱり運動が必要なんじゃないか…と思った方は、もうひとつの方法でミトコンドリアの質を高めましょう。
その方法が、ALAというアミノ酸の摂取です。
ALAは、ミトコンドリアがATPを作る際に必要となる「ヘム」や「シトクロム」という物質の原料となるもの。このALAを増やすことで、ATPの生産量が高まることがわかっています。ALAは体内で生成されますが、その量は十分でないため、食品からの摂取で補給する必要があります。タコ、イカ、緑黄色野菜、発酵食品に多く含まれるほか、最近ではより効率的に摂れるALAのサプリメントも注目を集めています。

理想は運動とALAの摂取を併用することですが、運動嫌いな人が無理に運動すると、ストレスにもなり、そしてストレスはミトコンドリアにダメージを与える原因のひとつになります。
まずは、手軽に始められるALAの摂取で基礎代謝向上を目指してみてはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加