健康

2015/11/28

長年の腰痛で骨が曲がってしまう? 矯正で改善できるの?

長年の腰痛で骨が曲がってしまう? 矯正で改善できるの?

仕事が忙しくて、つい椅子に座ったまま寝てしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。長時間のデスクワークで腰痛が悪化した、という声も少なくありません。デスクワークの腰への影響について、専門家に聞いてみました。

50代男性からの相談:「長時間のデスクワークで腰痛だが、腰の骨が変形したのか?」

10年前にぎっくり腰をやってしまって以来、腰痛を患っていますが、長時間のデスクワークが多いため、運動不足で腰に負担がかかってしまいます。忙しいときには椅子に座ったまま寝てしまうこともあり、腰に負担がかかることばかりしてきたせいか、腰の骨が曲がっているような気分に襲われることもあります。デスクワークで腰の骨が変形したり、曲がったりすることはありますか。また、矯正は可能でしょうか。(50代・男性)

デスクワークをしている人なら現在腰痛になっていなくても気になるのではないでしょうか? 姿勢を意識していても、疲れてくると徐々に姿勢が悪くなるんですよね。相談者さんは長年腰痛と付き合ってきているようですが、腰痛で腰の骨が変形するのでしょうか? 改善策を専門分野の方に聞いてみましょう。

年齢的に骨の変形は考えにくいが、腰に異常がないか検査を

すでに骨の成長が終わった年代であれば、それほど大きな骨の変形は考えにくいようです。まずは整形外科で検査をするのがよい、との回答が寄せられました。

すでに骨の成長は止まっている年齢だと思いますので、姿勢が崩れるほど骨が変形するとは考えにくいです。腰に負担がかかり続けることで筋肉を痛めてしまうことはよくあります。(看護師)
まずは、整形外科で腰に異常がないか調べてもらってください。病院でも腰椎矯正の体操は指導してもらえますし、整体や整骨院で矯正することもできます。(看護師)
普段から悪い姿勢で過ごしていると、骨盤や腰椎、脊椎が歪み、慢性的な腰痛を発症します。(看護師)

生活習慣を見直して。コルセットの着用やインナーマッスルの鍛錬も

椅子の座り方や、カバンの持ち方を見直すだけでも効果があるようです。腰周りのインナーマッスルを鍛えたり、コルセットの着用も有効です。

長時間、椅子に座っているのであれば、深く腰掛けて、背筋を伸ばし、正しい姿勢を心がけましょう。適宜、ストレッチや軽い体操を行いましょう。(看護師)
中腰や、重い物を持ち上げることは極力、控えて。歩くときは胸を張って、背筋を伸ばして歩きましょう。(看護師)
バックや荷物を持つときは、利き手側だけにならないよう、両側で平均的に持つようにしましょう。(看護師)
なるべく下半身を冷やさないようにし、腰痛体操などの運動を行ってください。(看護師)
骨の変形でなければ矯正は不要ですが、腰回りの筋肉の負担軽減には、腰痛バンド・コルセットを使用すると、効果を得ることができるかもしれません。(看護師)
日常生活に支障が出るようでしたら、コルセットやサポーターを使用した方がよいでしょう。(看護師)
コルセットなどに頼りすぎると、腰への負担はかからなくなりますが、腰回りの筋肉が弱ってしまうこともあります。装着しっぱなしは好ましくありません。(看護師)
腰周りにはインナーマッスルが多くあり、これを鍛えるだけで腰の負担を軽減させることができます。インナーマッスルは特別に重りを使うことなく、自重で鍛えることができるので、試してみてください。(看護師)

椅子に長時間座ったままだと、やはり腰に負担がかかるようです。座り方やカバンの持ち方が影響する場合もあります。ストレッチやコルセットの着用、インナーマッスルを鍛えるのも一つの手です。まずは整形外科を受診して、原因を突き止めましょう。

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