健康

2015/11/26

肩や首のこりが原因で、ひどいめまいや吐き気が起こる?

肩や首のこりが原因で、ひどいめまいや吐き気が起こる?

長時間のデスクワークで首や肩のこりに悩まされる人は、少なくありません。今回の相談者もそんな一人。長年パソコン作業に従事してきましたが、ある日、めまいと吐き気に襲われたといいます。肩や首のこりとの関係について専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「肩や首のこりと、めまいの関係について」

20年以上、1日15時間はPCに向かっています。こまめに立ち上がり、ストレッチなどをしていましたが、眼精疲労とともに首と肩が動かしにくくなり、めまいとともに2日間吐き気が止まらず、落ち着くまでに4日かかりました。耳や脳などに問題はなく、その後ダイエットで運動を始めてからは症状は治まっています。首・肩のこりから、起き上がれないほどのめまいが起きるものでしょうか。(40代・男性)

首や肩がこると脳への血流が減少することも。肥満も原因に

肩や首のこりが脳への血流を減少させ、めまいを引き起こすことはあるようです。肥満によって血管が圧迫されて起こることもあります。

肩や首がこると、血行が悪くなり、脳の血流が減少するため、頭痛や吐き気、めまいや目のかすみなど、様々な症状が現れます。(看護師)
肩こりに関連した「頚性めまい」というものがあります。これは、ふわふわと身体が浮いたような感覚のめまいです。(医師)
肩がこると首まわりの筋肉が緊張します。首には多く神経があり、その中に自律神経もあります。自律神経とは自分で調節できない神経で、自動的に血圧などを調節しています。その神経が緊張した筋肉の刺激でバランスを崩し、めまいを起こすのではないかと推測されています。(医師)
頭へ行く血管は首を通っており、骨や固くなった筋肉におされ、一時的に血流が少なくなっている可能性もあります。(医師)
肥満の人は、脂肪のために血管が圧迫されて血流が悪くなります。ダイエットで体重を落としたことはよい方法だったと思います。(看護師)

筋肉の緊張をほぐすことを心がけて。パソコンの高さにも注意

ストレッチや入浴などで、首や肩の筋肉の緊張をほぐすよう心がけましょう。パソコンの高さを変えたり、意識して瞬きをすることも効果があります。

パソコンを使用するときは、こまめにストレッチや軽い体操をしたり、温かいタオルを目にあてて、目の周りを軽くマッサージして、目の疲れを癒してください。(看護師)
パソコンの画面は、目の高さか、やや低めに設定してください。上向きの状態だと、まぶたが常に開いた状態になり、ドライアイを起こしやすくなります。(看護師)
パソコン画面を凝視すると、瞬きの回数が減ります。意識して瞬きするようにしてください。(看護師)
湯船にゆっくりつかって、肩や首の筋肉をほぐし、無理をせず、しっかり睡眠をとりましょう。(看護師)
お風呂の中でストレッチやマッサージを行うことも有用です。(医師)
飲酒、喫煙は控え、バランスのとれた食事を心がけましょう。(看護師)
仕事柄、同じ姿勢をすることが多いため、特定の筋肉が緊張しやすくなっていると思われますので、今行っている運動は継続してください。(医師)

肩や首のこりからめまいや吐き気が起きることは、あるようです。ストレッチなどで筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。パソコンの高さや、瞬きの回数も関係があるようですので、職場環境や生活習慣も見直しましょう。

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