健康

2015/11/25

出勤前に必ず腹痛が…うつの薬も服用中だがどうすれば?

出勤前に必ず腹痛が…うつの薬も服用中だがどうすれば?

胃や腸はストレスの影響を受けやすく、緊張したり嫌なことに直面すると胃腸の具合が悪くなる人もいるようです。精神的な問題で起こる胃腸障害を改善するためには、どうすればよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「毎日、出勤前に起こる胃腸障害を克服したい!」

3年程前のリストラで心身ともに調子を崩し、軽度のうつと診断されました。今は別の仕事に就き、処方されたメイラックスを服用中ですが、出勤時間が近づくと胃腸の具合が悪くなります。出勤時間は日によって違うので、会社に行くこと自体が強迫観念になっているようです。どの職場でも嫌なことや嫌な人はいるので、転職すれば治るとは思えません。これは自分の考え方を変えていくしかないのでしょうか。(30代・男性)

軽度と診断されても注意が必要

軽度のうつでも、頑張りすぎると悪化することもあります。メイラックスを処方されているようですが、状況からみると治療効果が薄いようですので、再度、主治医に相談してみてはいかがでしょうか。

おっしゃるように仕事場でのストレスは誰にでもありますが、無理して頑張るうちに自分を追い詰めて症状を悪化させることもあるため、決して自分で解決しようとしないでください。(看護師)
仕事と私生活のメリハリをつけ、趣味や運動などで気分転換できればよいですが、会社に行くことが億劫で仕方ない、出勤時間が近づくと気分が悪くなる、会社に行っても周りの目が気になり仕事に集中できない、ミスが増えた、眠れないなどがあれば、無理せず仕事から離れてしばらく休むことも必要です。(看護師)
うつと診断されて服薬中でしたら、軽度であっても注意が必要です。前回のリストラのこともあり休職や転職は難しいと思いますが、環境が変わったことで悪化させることもあります。主治医とよく話し合い自身にあった対策を検討し、メイラックスで調子が悪いのなら薬を変えてもらってもよいでしょう。(看護師)
メイラックスは抗不安剤で軽度のうつに処方されますが、現状ではあまり効果が出ていないようです。胃腸はストレスを受けやすい臓器で、普通の人でも過度のストレスを感じると下痢や便秘になったり胃痛が起きます。胃腸薬で様子を見ることもありますが、根本にストレスが関係しているのなら、やはりストレスに対する治療を強化するのがよいでしょう。(医師)

うつの人の約半数は不安障害を伴う

うつと診断された人の約半数は、不安障害を伴っているようです。焦らず少しずつでよいので、対人関係などのストレスに打ち勝っていけるよう、今後の治療について医師と相談してみてください。

うつの約半分の人が不安障害を伴うとされ、不安な状態が繰り返されると治りにくくなることもあります。対人関係のストレスは相手の性格を変えることはできないため、自分が変わるしかありません。現状では冷静で客観的な判断は難しく大変な時期と思いますが、不安な状態を脱してみれば、なぜあんなことがストレスだったのだろうと思うことも多くあります。不安障害から脱することを目標に、医師に相談してみてください。(医師)

ストレスをどのように解消していくかによって、今後の体調に変化が現れるかもしれません。対人関係のストレスを軽くするには、自身の考え方を変えていく必要があるようですが、焦らずゆっくり取り組むようにしましょう。

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