薄毛

2015/11/18

薄毛は病院で相談を!受診にはこんなメリットが

薄毛は病院で相談を!受診にはこんなメリットが

薄毛・抜け毛の悩みを専門とした医療機関があります

薄毛や抜け毛の悩みを相談できる専門的な医療機関は、「育毛外来」や「脱毛外来」、「毛髪外来」などと呼ばれています。それぞれ名称は異なりますが、髪の悩みに関する診察をし、その人に最も適した治療をおこなってくれる専門外来です。美容外科のほか、一般病院や大学病院に設置されている場合が多いですが、まず、皮膚科などの一般外来を受診したのちに特殊外来として案内されるケースもあります。

男性に多い男性型脱毛症(AGA)をはじめ、円形脱毛症、瘢痕性脱毛症、内科的な疾患による脱毛など毛髪疾患全般に対応し、医師は、診察の中で患者さんの生活環境や体質などから薄毛の原因やタイプを診断し、治療方法を提案します。

一般病院は、費用面では割安ですが、美容外科に比べ専門的な検査や治療の種類が少ないケースもあります。治療の種類や方法はその医療機関によって異なりますので、よく調べたうえで受診することをおすすめします。

専門外来を受診することのメリットとは?

薄毛の専門外来を受診することには、以下のようなメリットがあります。

・医師による診断のもとで、より効率的に頭皮ケアをおこなうことができる
・自己流のケアより安全である
・1人で悩むより不安や精神的ストレスを軽減できる

いまは、育毛剤やサプリメントをはじめ、育毛や抜け毛対策に関するとても多くの商品があり、自己でケアすることも容易な時代となりました。しかし、こわいのは、自己流のケアにより新たな頭皮トラブルが発生したり、かえって薄毛が進行したりしてしまうことです。「薄毛」と一言で言っても、生活環境や体質により症状や原因はひとつではないため、自己判断によるケアは危険を含んでいると言えます。大切なのは、自分の症状を正しく把握すること。そのためには、専門の医師による診断やアドバイスが必要です。正しい方法でケアしてこそ、効率のよい改善が望めるということですね。本当にこれで改善できるのかな?と不安になりながらの自己流ケアは、ストレスも生じがちです。髪に関する専門的な知識をもっている医師が診察しますので、些細なことでも相談しやすい点も、精神面で大きなメリットとなるでしょう。

どのような治療が受けられるの?

薄毛の治療には、薬を服用する「内科的治療」と有効成分を頭皮に直接あたえる「外科的治療」の2つがあります。

内科的治療では、男性型脱毛症(AGA)の治療薬として、服用薬「プロペシア」が一般的になってきました。プロペシアは、2005年に厚生労働省より製造販売承認がおり、医師による処方が可能となった1日1回服用のAGA治療薬です。男性型脱毛症の原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されるために必要な5αリダクターゼ(還元酵素)と呼ばれる物質を阻害することで、DHTの生成を抑え、ヘアサイクルを改善する効果があるとされています。また、頭皮の毛穴から浸透させることで、毛細血管の拡張効果が期待できる外用薬、「ミノキシジル」などもあります。

外科的治療では、一般的に「メソセラピー」という治療法があります。個人の治療目的に合った医療薬を注射などで直接注入する治療です。内科的治療と併用することで育毛効果をより一層高めることが可能と言われています。外科的治療の場合も、DHTの生成抑制や細胞に働きかけることで太く丈夫な毛髪にすることを目的としています。

最近注目されているのは、「毛髪再生医療」です。再生医療とは、本来、体に備わっている細胞の再生能力を生かす治療法です。薄毛の場合は、頭皮の下で眠った状態になっている毛母細胞に成長因子を送り込むことで、休止中のヘアサイクルを活性化することを目的としています。HARG療法とも呼ばれ、治療に取り入れる医療機関も多くなってきました。

また、強い生命力をもつ後頭部の自毛を薄毛の部分に移植する「自毛植毛」もあります。
技術の進化により、頭皮にメスを使うことなく、また細胞を傷つけることなく植毛することが可能になってきました。

このように、専門の医療機関にかかることで、より適した治療法でより効果的に改善を望むことが可能です。薄毛に悩む多くの人が、医療機関での治療に関心がありながら、ちょっとした一歩が踏み出せないために受診できずにいると言われています。薄毛はそのまま放置すると進行してしまうことが多いのも事実ですので、気になる時点で早めに受診することをおすすめします。

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