薄毛

2015/11/18

AGAの治療費に健康保険は適用するの?

AGAの治療費に健康保険は適用するの?

AGAは健康保険の対象ではない?!

男性型脱毛症・AGAの治療は、残念ながら健康保険の適用になりません。医療機関を受診することに間違いはないのですが、自己負担、いわゆる「10割負担」での診療なのです。そのため、治療に必要な費用はどうしても高額になってしまう傾向にあります。
また、治療費も処方される薬も、金額はそれぞれの医療機関の自由な設定に任されているのです。では、おおまかにどれくらいの治療費が必要なのでしょうか。

AGAの治療で、ほとんどの人が処方される治療薬、「フィナステリド」や「プロペシア」は1錠250円のという価格が目安となっているようです。1日1錠の服用ですので、1か月の薬代が7,500円ほどになります。

また、一般病院とAGA専門クリニックでは、診察代に差が生じます。

多くは1か月に1度の診察となりますが、その費用は、一般病院の場合8,000~15,000円、クリニックでは1,5000~30,000円程度でしょう。クリニックは高額ですが、その分、さらに専門的な治療をプラスすることも可能なほか、毎月の頭部撮影などきめ細やかなフォローが受けられます。しかし、中には、2回目以降の再診代は無料で、薬代の支払いのみで済むクリニックもあり、コース設定やサービス内容も実にさまざまです。

AGAは、毎日薬を服用しながら気長に治療を続けていくことが大切ですので、通院先はよく検討して決める必要がありますね。

AGAはなぜ健康保険適用外なのでしょう?

日本でAGA治療が健康保険適用外なのは、厚生労働省が定めた「疾患(病気)」に含まれていないためです。おおまかに言うと、命にかかわる症状ではないという分類に入れられているのです。

同じ理由で、健康保険が適用されないものに、視力回復のレーシックや歯科治療のインプラント、歯列矯正などもあげられます。

AGAの人の中には、費用の負担を少しでも軽くするために、処方される薬と同じものをインターネットの通信販売で購入しようとする人もいます。輸入代行業者などを通して、海外のジェネリック品などが病院よりも安価で購入できるためです。しかし、医師の処方なしに購入することは、とても危険で健康上も大きなリスクを伴います。
偽物の薬である可能性もおおいにあるため、避けるべき行為と言えるでしょう。

高額療養費制度はどうでしょう?

ひと月の間に一定金額以上の医療費を支払った場合、自己負担限度額をオーバーした分の金額が、加入先の健康保険より支給される「高額療養費制度」についてはどうでしょう?高額療養費制度の対象となる「医療費」にAGAの治療費は認められるのでしょうか。

対象となる医療費の定義は、

「医師による診療または治療の対価や、治療・療養に必要な医薬品の購入の対価」

となっています。AGA治療も「医師による診療」なのは確かですが、所得税基本通達の中では、容姿の美化や、容貌を変えるための費用は医療費に該当しないという文言が記されています。この通達を考慮すると、AGAの治療にかかる費用を医療費と考えることは、一般的に不可能という判断になるようです。

近年、AGAの症状に悩む男性は、国内で1,200万人以上と言われています。
生命に影響がないとはいえ、AGAは、本人にとっては心身の充実度低下にかかわる一大事とも言えるものです。保険適用を多くの人が待ち望んでいることでしょう。

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