健康

2015/11/24

いぼ痔との付き合いが15年…なんとか完全解消できないか?

いぼ痔との付き合いが15年…なんとか完全解消できないか?

腫れたり治まったりするいぼ痔と15年付き合ってきたものの、ケアや心配に疲れてきたという男性からの相談です。完全に解消できる方法はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「いぼ痔が腫れたり治まったりを繰り返しています」

15年ほど前から、いぼ痔です。最初の頃は排便の際によく出血していたのですが、食生活を改善したり温水洗浄便座を導入したりと自分なりにいろいろ気を使うようになったせいか、最近はあまり出血しなくなりました。ただし、患部が腫れて軽い痛みや不快感が現れることはいまだによくあります。市販の注入軟膏を使うと、たいていは症状が改善するのですが、日常的に痔の状態について心配しているのが煩わしくなってきました。手術が必要な段階には達していないのですが、とにかく日々のケアが面倒なので、何とかして完全に痔を解消できないものかと思っています。よい方法があったら教えてください。(40代・男性)

便秘対策や引き締め運動など、日頃のケアは継続を

自分でできる日常ケアは面倒かもしれませんが、悪化を防ぐために心がけ続けることが必要です。

いぼ痔に対して自分でできることは以下の通りです。便が固くならないような食生活、食物繊維を適度に摂取し、水分をしっかり摂る、人によっては牛乳や乳製品を摂ると便がやわらかくなります。トイレで長い時間、力むと悪化するので、力まなければいけないような固い便のときには、緩下剤を服用することも必要になります。(医師)
排便の後は、洗浄シャワーやお尻拭きシートで肛門を清潔にしてください。小さいいぼ痔は、自分で押し込むことができますから、湯船につかって、温まったときに、指で押し込んでください。このとき、肛門をきゅっと数秒間、引き締めます。肛門を引き締める運動は、普段の生活でも1日に数回、心がけて行ってください。(看護師)
長時間、同じ姿勢をとらないこと、下半身を冷やさないようにして、散歩や体操などで血行をよくしてください。飲酒や喫煙は痔を悪化させる要因ですが、香辛料、にんにくなどの刺激物や脂っこいものも避け、バランスのとれた食事を心がけてください。痔核がなくなることはありませんから、悪化させないために、面倒でも日頃のケアを続けてください。(看護師)

希望すれば早めに根治治療をしてもらえることも

まだ手術の段階ではないという場合でも、心配しながらケアし続けるのが疲れるということであれば、早めに根治治療をすることもできるようです。医師に相談してみるとよいでしょう。

病院では、ある程度痔が進行するまでは薬などで経過をみることが多いのですが、希望によっては早めに根治治療をすることも可能ですので、肛門科で相談されてはいかがでしょうか。(医師)

長期にわたるいぼ痔とのお付き合い、悪化させずにうまくやっていきたいということであれば、面倒でも日頃のケアを続けることが大切。もし、どうしてもお付き合いを終わらせたいということであれば、医師に相談して早めに根治治療をしてもらうのも一つの方法です。

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