メタボリック

2015/11/21

標準体重以下なのにメタボと診断…運動以外の改善策は?

標準体重以下なのにメタボと診断…運動以外の改善策は?

近年、生活習慣の変化などにより、メタボリックシンドロームになる人が増えてきています。健康診断で指摘されることが多く、見た目がそれほど太っていなくてもメタボと診断されることも少なくないようですが、どのような原因があるのでしょうか。

30代男性からの相談:「メタボを解消したいがどうすれば?」

先日の人間ドックで、メタボと診断されました。身長175cm、体重は65kg。標準体重は68kgのようですが、標準体重より少ないのにメタボになってしまったのは何が原因でしょうか。定期的に運動はしているので、それ以外でよい改善策があれば教えてください。標準体重以下なのにメタボなんて恥ずかしいので、来年は改善したいと思っています。(30代・男性)

メタボの定義とは?

体重や腹囲の他にも、血糖値や中性脂肪の値などで判断されるようですが、どのような条件に当てはまればメタボリックシンドロームと診断されるのでしょうか。

男性だと腹囲が85cm以上、高血圧、高血糖、脂質異常のうち2つ以上を合併した場合メタボと診断され、改善のためには体重を減らすのではなく、内臓脂肪を減らす必要があります。内臓脂肪は字の通り内臓につく脂肪ですので、見た目は痩せ型の方にも起こり、皮下脂肪と違って容易に付く分、容易に燃焼されます。飲酒していれば肝脂肪の可能性もあり、中性脂肪値が高くなります。(看護師)
メタボの診断基準はいくつかあり、腹囲85cm以上、血液検査で中性脂肪値が150mg/dl以上かHDL(善玉)コレステロールが40mg/dl未満、最高血圧が13mmHg以上か最低血圧が85mmHg以上、空腹時血糖値110mg/dl以上と定められています。血圧や脂質検査では、この検査値の一方または両方当てはまる場合、メタボと診断されます。(看護師)

有酸素運動と低カロリーな食事を

運動は激しい運動よりも、少し汗ばむ程度の有酸素運動がよいようです。食事は魚や野菜中心とし、アルコールはほどほどにした方がよいでしょう。

激しい運動は疲れて長続きしませんし、毎日30分程のウォーキングや体操など少し汗をかく程度の運動がよいでしょう。朝の方が代謝がよくなるようですので、早めに起きてラジオ体操や散歩をするのもよいですが、空腹時に運動すると低血糖になる場合もあります。朝は軽くつまむか、ジュースなどを飲んでから運動してください。(看護師)
食事は腹八分目で動物性脂肪を控え、食用油は植物性を使用し、たんぱく質やビタミンやミネラルなど3食バランスよく摂りましょう。遅い時間の食事や暴飲暴食は避けてよく噛んで食べ、夜は朝や昼より軽めの食事にしてください。お茶を黒烏龍茶やプーアール茶など、脂肪燃焼効果のあるものに変えるとより効果的です。(看護師)
運動は、水泳やウォーキングなど有酸素運動が効果的です。また、間食を控えて規則正しい食生活をすることで、メタボを改善することが可能です。食事は魚中心で、野菜や汁物などバランスの取れたカロリー控えめなメニューにしてください。菓子類やアルコールは高カロリーなため摂取を控え、身体によいとされる果物も果糖が含まれるため摂りすぎには注意が必要です。(看護師)

メタボは体重だけではなく、脂質異常や血糖値や血圧も診断の基準となるようです。運動は有酸素運動が効果的で、食事は低カロリーなものを中心にバランスよく摂るようにしてください。

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