健康

2015/11/20

少し触っただけで鼻血が…処置しているが、よい改善策は?

少し触っただけで鼻血が…処置しているが、よい改善策は?

鼻血が出やすい人は、ちょっとした刺激でもすぐに出血してしまいます。頻繁に鼻血が出る場合、鼻の粘膜を焼いて出血しにくくする処置もできるようですが、その効果の持続性には個人差が。何かよい改善策はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「よく鼻血が出るが、粘膜を焼く以外によい方法は?」

アレルギー性鼻炎と軽い蓄膿症があり鼻血が出やすく、特に出やすいのは春と冬で、春は花粉症、冬は暖房による空気の乾燥のせいで少し鼻を触っただけでも出血します。以前、耳鼻科で「アレルギー性鼻炎のせいで血管が太くなっている」といわれ、鼻の中の血管を焼いて鼻血を出にくくする処置を受けましたが、2年ほど経つとまた鼻血が簡単に出るようになってしまいました。何かよい改善策はないでしょうか。(40代・男性)

鼻炎により鼻粘膜が弱り傷つきやすい

アレルギー性鼻炎の影響で、鼻の粘膜が弱くなり出血しやすいようです。鼻の血管を焼く処置は効果が長続きしないこともあるため、鼻血の原因となっているアレルギー性鼻炎をきちんと抑えるのも一つです。

鼻炎のため、鼻の粘膜が弱くなり出血しやすくなっているのでしょう。出血しやすい部分は鼻の中のキーゼルバッハという所で、一旦、鼻血が出ると傷の修復に数日かかるため、身体が温まったときや運動したとき、少し鼻を触っただけでも出血しやすくなります。繰り返すようなら再び血管を焼いてもらってもよいですし、白血病や血友病など出血しやすい疾患もあるので、他に原因がないか調べてもらうのもよいでしょう。(看護師)
アレルギー性鼻炎になると粘膜がむくみ傷つきやすく、さらに鼻をよくかむという刺激が加わり出血しやすくなります。血管の多い鼻中隔のキーゼルバッハから出血することが多く、アレルギー性鼻炎と鼻出血、双方の治療をかねて鼻の粘膜を焼くことがあります。鼻の粘膜を焼くとかさぶたができて、出血しやすい血管を一時的に消すことができるうえ、粘膜全体を焼くことでアレルギー反応も起きにくくなります。(医師)
身体には修復する力があるため早い人では半年、長くても2年程度で焼いた部分は元通りになり、繰り返し焼灼する必要があります。基本的にはアレルギーによる粘膜のむくみが原因なので、繰り返し焼くのが面倒ならアレルギーの出やすい時期に合わせて抗アレルギー剤を服用するのもよいでしょう。アレルギーがコントロールできれば、出血しにくくなると思われます。(医師)

鼻の粘膜を強くするビタミンAとC

鼻をかむときは優しくかむようにし、強い刺激を与えないようにしましょう。また、ビタミンAとCは鼻の粘膜を強くする作用があるので、ぜひ普段の食事の中に取り入れてください。

就寝中に無意識に鼻を触る場合もあるため、鼻を傷つけないよう爪は短く切り、鼻をかむ時は鼻の奥を刺激しないよう静かにかみましょう。また、貧血にならないよう鉄分や葉酸を含む食事を心がけてください。人参やレバーなどに含まれるビタミンAや、果物などのビタミンCは鼻の粘膜を強くする働きがあります。ビタミンAは吸収が悪いので、油と一緒に摂るのがおすすめです。(看護師)

鼻炎で鼻の粘膜が弱っていることが原因なので、花粉の時期はアレルギー性鼻炎の治療に力を入れるとよいかもしれません。食事はビタミン類を積極的に取り入れ、日頃から鼻に刺激を与えないよう注意してください。

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