健康

2015/11/14

精子は加齢で尽きるもの?精子の数に上限はあるのか

精子は加齢で尽きるもの?精子の数に上限はあるのか

男性の精巣で作られる精子についてですが、生涯における精子の数というのは、どのぐらいなのでしょうか。女性の卵子の数は、生まれながらに決まっていて限りがあるのですが、果たして男性の精子も同じように上限があるのでしょうか。

20代男性からの相談:「女性の卵子と同様、男性の精子にも上限が?」

最近、女性の卵子の老化や数の上限が広く知られるようになり、特に卵子の数が生まれながらにしてある程度決まっているというのは驚きでした。一方、男性は精子の老化は知られていますが、その数について言及されることはあまりないように思うのですが、男性の精子の数は女性の卵子の数同様に、上限があるのでしょうか。もし上限があるとしたら、平均何歳ぐらいで精子が尽きてしまうのでしょうか。(20代・男性)

男性の精子の数に上限はない

女性の卵子は、生まれたときに生涯作られる数が決まっているのですが、男性の精子については数に上限はないようです。加齢とともに精子の質や数に変化はあるものの、生殖機能に疾患などがなければ、精子はずっと作られます。

おっしゃるように、女性が排卵する卵子の数は生まれたときから決まっていますが、男性の精子は、年齢や疾患などで生殖機能が低下するということがなければ、上限なく作られます。そのため、もちろん精子の老化や数の減少はあるものの、60代や70代の方でも子作りが可能です。(看護師)
一般的に健康な男性ですと、約3日間で精巣が精子で満たされます。頻回に射精すると精子がなくなると考える方も多いのですが、そうではなく、作られるまでの時間が不足するため1回の射精量が減るということで、性行為やマスターベーションの間隔をあければ射精量は戻ります。(看護師)

妊娠のためには精液の量ではなく、精子の数が重要

妊娠するために大事なことは、精液の量ではなく精子の数です。精液が少なめであっても、その中の精子の量が多ければ問題はないと、看護師さんは説明しています。

妊娠のためには、精液の量ではなく精子の数が大切です。全体的に量が少なくても、精液1mlに2000万匹以上の精子がいて、射精1時間以内の精液の中で25%以上が活発な運動をしている場合は、男性不妊の原因にはなりません。またWHOによると、自然妊娠が可能な精液量は2mlです。(看護師)

女性の卵子とは違い、男性の精子の数に上限はありません。歳をとるにつれ全体量が減少することはあるかもしれませんが、基本的に一生涯、精子を作り続けることが可能なようです。

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