健康

2015/11/13

口呼吸は健康によくない?口呼吸から鼻呼吸に治すには

口呼吸は健康によくない?口呼吸から鼻呼吸に治すには

普段、とくに意識していないかもしれませんが、人間は鼻と口で呼吸ができます。しかし、口での呼吸を続けることで、健康を害することもあるというのです。はたして、それは本当なのでしょうか。鼻呼吸に変える必要があるのでしょうか。

30代男性からの相談:「口呼吸を治したいが、病院に行くべきか?」

寝るときに口で呼吸しているようで、朝起きると口が渇いています。普段も口が無意識に半開きになっています。鼻呼吸の方が健康によいと聞きますが、鼻だと呼吸が苦しい感じがします。また、鼻がよくつまっていて、意識しないと鼻呼吸できません。病院に行ったほうがよいのでしょうか。(30代・男性)

鼻呼吸することで起こる問題

そもそも、どういった理由で鼻呼吸がよいといわれているのでしょうか。口呼吸することで、健康にどんな害があるのかを専門家に聞いてみました。

鼻炎や風邪で鼻がつまっているときは、口呼吸になります。そうでない場合、特に寝ている間の口呼吸はホコリや細菌を吸い込みやすく、また、口の中が乾燥して感染症にかかるリスクが高まります。(看護師)
就寝中の口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高く、熟睡できない場合もあります。(看護師)
口呼吸より鼻呼吸がいいというのは、鼻呼吸の方が細菌が侵入しにくく、風邪やウイルス感染を予防できるといったところに理由があります。(看護師)

口呼吸から鼻呼吸に変えるには

呼吸の仕方が違うだけで、感染症や睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高まるそうですが、無意識にしていることが多いので、呼吸方法を変えるのは大変そうです。いったいどうすればよいのでしょうか。

日本人の多くは、口で呼吸しているといわれています。日本人はもともと口呼吸をするのが普通なので、鼻呼吸は意識して習慣化していくほかないようです。(看護師)
食事をするときは、両方の歯でゆっくり噛んで食べるようにしてください。ガムを噛んだり、少し硬めのものを食べて、顎を鍛えましょう。(看護師)
寝るときに、鼻呼吸トレーニングのグッズやマスクを口だけにして寝るのも、一つの方法です。(看護師)
口呼吸を治すために、「あいうべ体操」というものがあります。まず、「あー」で口を思い切り開きます。次に「いー」で口を横に開き、「うー」で口をすぼめます。最後に、「べー」で舌を出します。これを短い時間でよいので、毎日行ってみてください。(看護師)
症状からいって緊急性はないように思いますが、鼻づまりが慢性的にあるようなら耳鼻咽喉科を受診されてみてはいかがでしょうか。大したことないと思っていても、原因がわかれば薬などで対処することも可能かもしれません。(看護師)

顎を鍛えたり、トレーニンググッズなどを使うのも方法の一つのようですが、まずは、鼻で呼吸するように意識して習慣づけること。また、鼻の疾患に思い当たる点があるようなら、耳鼻科で治療を受けることも大切なようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加