男性不妊

2015/11/18

男性不妊の情報が少ない…検査は何科にいくべき?

男性不妊の情報が少ない…検査は何科にいくべき?

不妊といえば女性側の問題というイメージが強いようですが、男性側に原因があることも意外と多いものです。男性不妊について調べるためには、どのような手順が必要なのでしょうか。

20代男性からの相談:「女性と比べ男性不妊の情報が少ないが、どう調べればよいか?」

現在、婚約中の彼女がいますが、近年男性の不妊が多いと聞き「自分は大丈夫だろうか?」と心配になります。女性の不妊検査は雑誌などで見たことありますし、彼女も知識があるようですが、男性の不妊に関して情報が少なくどのように調べればよいのかわかりません。病院で検査できるのなら行ってみたいと思いますが、何科にかかればよいのでしょうか。 (20代・男性)

産婦人科の不妊外来か泌尿器科を受診

男性の不妊検査はまずは精液検査から始め、その結果次第では生殖器官に問題がないか調べることもあります。2人で一緒に婦人科を受診してもよいですし、まずは男性側だけ泌尿器科に相談してもよいでしょう。

不妊症は女性側だけでなく、男性側に問題がある場合もあります。以前は、不妊は女性側の問題と捉えられ、女性が責められてつらい思いをしたケースも多くありましたが、男性自ら不妊について考えるのは素晴らしいと思います。不妊症の検査を受けたいのなら、彼女と一緒に産婦人科の不妊外来を受診してください。彼女に内緒で検査したい場合は泌尿器科でもよいですが、できれば一緒に産婦人科を受診してほしいと思います。(看護師)
普通は子作りを始めてなかなか妊娠しないときに受診することが多く、そのような場合は2人で産婦人科を訪れるのが通常です。ただし産婦人科での検査は精液検査までで、そこで異常があった場合は精巣を中心に検査が必要なため、泌尿器科への受診がすすめられます。(医師)
男性だけ原因がないか診てもらうのなら、最初から泌尿器科を受診してもよいでしょう。ただし、すべての泌尿器科が不妊に詳しいわけではありませんので、事前に不妊について相談したいと伝えて診察可能な泌尿器科にかかりましょう。はじめは精液検査になると思いますが、希望すれば不妊に関連した血液検査も可能です。(医師)

検査では精子の数や活動性を調べる

精子の数や活動性などを調べるため、自宅または病院で精子の採取を行います。また妊娠については、精液の中に十分な精子があっても相性の問題でなかなか妊娠しないこともあると、医師は説明しています。

まず精液検査を行いますが、1週間ほど禁欲し、受診前2時間以内に精液を採取して体温程度に保存して病院に持参するか、病院で精液を採取してもらい精子の数や活動性を調べます。病院での精液採取は抵抗があると思いますが、プライバシーの遵守には配慮してくれますので、どちらの方法かは病院に問い合わせてください。(看護師)
精液1mlに2000万匹以上の精子がいる場合、もしくは精液の中で運動精子50%以上、または25%以上が活発な運動をしている場合は、男性不妊の原因にはなりません。精子に問題があれば、生殖器官の異常やEDなどの検査が行われます。(看護師)
男性・女性とも問題がなくても、精子と卵子の相性で妊娠しにくいこともあります。(医師)

不妊は女性側の問題と思われがちですが、男性から進んで検査を受けようとするのはとてもよいことです。できれば2人揃っての受診が望ましいですが、まずは男性のみ泌尿器科を受診してみるのもよいでしょう。

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