男性不妊

2015/11/06

赤ちゃんができないのは食べ方にも原因が!炭水化物と男性不妊の関係

赤ちゃんができないのは食べ方にも原因が!炭水化物と男性不妊の関係

男性不妊の原因に関わる意外な問題点

少子化が問題視される一方で、不妊に悩む方も多くいます。
不妊というと女性の悩みといったイメージが強いですが、実は不妊のおよそ50%は男性側に問題があるといわれています。
男性側の原因としてもっとも多いのが、精子が形成される過程または精子が成熟する過程になんらかの障害がみられる「造精機能障害」で、精子が精液内に一匹もいなかったり、いてもその数が少ない、十分に動かない、というもの。これが男性不妊の60%以上を占めています。

そんな中、アメリカ生殖医学会の報告で、炭水化物の摂取が「精子の濃度」に関わっていることが明らかとなりました。
男子学生の食物摂取頻度と精液を調べた研究において、炭水化物の摂取量が多く、血糖値が上がりやすい食事をしているほど精子濃度が低いことがわかったというものです。
また、女性の場合でも、食後の血糖値を正常化することにより、妊娠率が高まったという報告もあります。
夫婦で血糖コントロールを行うことは、不妊の悩みから抜けだすひとつの手段になるかもしれません。

炭水化物のとり方の見直しと、血糖値を抑える食材がカギ

前述のアメリカ生殖医学会の発表では、体外受精を試みる女性12名に、炭水化物を減らしタンパク質を増やした食事を続けさせた結果、体外受精の治療結果が大きく改善されたとされています。
これは、糖が多く、血糖値を上げやすいパンやごはんなどの炭水化物を減らしたことで血糖値を正常化できたためと考えられます。

しかし、だからといって炭水化物を減らせば減らすほどよいのかというと、一概にそうとも言えません。炭水化物を極端に摂らないと、栄養バランスも悪くなり、また、主食が減る分、副菜でタンパク質や脂質を必要以上に摂ってしまいがちです。過剰に炭水化物を減らすのではなく、炭水化物の中でも、全粒ライ麦パンやピザ生地などの血糖値が急激に上がりにくいものを選んで食べたり、ラーメンとチャーハンなどの炭水化物の重ね食いを避けるなどの工夫をするとよいでしょう。

さらに、血糖値を抑える効果をもつ、酢や水溶性食物繊維、ALAなどを取り入れることも血糖コントロールに大きく役立ちます。
ALAとは、体内でつくられるアミノ酸の一種で、糖を原料にしてエネルギー源をつくり出すミトコンドリアの働きを活性化させることで、糖の燃焼に役立つとされています。発酵食品や緑黄色野菜からでも摂取できますが、サプリメントを活用することで、手軽かつ効率的に摂ることができます。

妊娠には、身体が健康な状態であることも重要です。
無理に炭水化物を抜くのではなく、あくまでもとり過ぎないことを意識しましょう。それにプラスして血糖コントロールに有効な食材を取り入れ、ストレスなく、妊娠に向けた身体づくりをしていきましょう。

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