健康

2015/11/01

親知らずの虫歯は抜くべき? セカンドピニオンも検討しよう

親知らずの虫歯は抜くべき? セカンドピニオンも検討しよう

親知らずが虫歯になったら、抜いた方がよいのでしょうか。今回は40代の男性からの相談です。斜めに生えている親知らずが他の歯の支えとなっているため、虫歯になっても親知らずは抜かない方がよい、と歯科医からいわれたといいます。しかし、抜かなければ親知らずの虫歯は進行してしまいます。抜くべきか抜かざるべきか。正解はどっちなのでしょうか。

40代男性からの相談:「虫歯になった親知らずについて」

下顎の両方に親知らずがあります。上向きではなく、斜め前に生えており、大部分が歯茎の中に埋まっているため、親知らずに歯ブラシが届かず、虫歯になりました。歯科医によると、親知らずが他の歯の支えになっていて、親知らずを抜いてしまうと他の歯は支えがなくなり、年齢を重ねると抜けやすくなるといわれました。しかし、このまま放っておくと虫歯は進行してしまいます。どのような処置が一番よいのでしょうか。(40代・男性)

親知らずに悩む男性からの相談です。歯の悩みは人生の悩みですよね。相談者さんによれば歯茎に埋まった親知らずが他の歯の支えになっているため、親知らずの虫歯を抜いてしまったら正常な歯も抜けてしまうことを不安視しているようです。抜かなかったら抜かなかったで虫歯が拡大してしまう可能性もありますから、とても慎重な判断が必要とされますね…。この悩みを解決するためにも専門の方にお話しを伺ってみましょう。

トラブルがなければ抜く必要がないが、虫歯や腫れが多い

虫歯などのトラブルのない親知らずなら抜く必要はありませんが、そういうケースは珍しいようです。

一般的に親知らずは、きちんと並んでいて、かみ合わせに貢献しています。虫歯や腫れなどのトラブルがない場合には抜く必要はありません。もっとも、そのようなケースは比較的まれで、0.1%程度の人です。(歯科衛生士)
横向きや斜めに生えている親知らずは、手前の歯が虫歯になったり、支えとなる骨が溶けてしまう原因にもなりがちです。(歯科衛生士)

一般的には抜歯のケース。セカンドオピニオンを求めてみて

虫歯のある親知らずには、一般的に抜歯が推奨されます。他の歯科を受診し、セカンドオピニオンを求めてみるのがよいとの意見がありました。

抜かずに虫歯や歯周病のリスクを減らすには、徹底的なセルフケアと、プロによる高頻度のクリーニングやチェックが必要です。すでに虫歯になっている場合、抜歯しないで治療し、その後に虫歯を継続的に予防することは簡単ではありません。(歯科衛生士)
一般的には抜歯をおすすめするケースです。口腔内を実際に見た主治医が抜くとほかの歯が抜けやすくなるといっている理由がわかりませんので、可能であれば、セカンドオピニオンを求められるとよいでしょう。(歯科衛生士)

虫歯になってしまった親知らずを抜かずに治療をするのは、とても難しいようです。また、斜めに生えていると他の歯や骨に悪影響が出ることもあります。一般的には抜歯がすすめられる状況ですから、セカンドオピニオンを求めるのも一つの手といえそうです。

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